2021.03.28

ギフトEC「CONCENT」、今期の重点施策は顧客接点強化 チャットボットやLINEの運用を開始予定

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ギフトECを手掛けるコンセントは今期(2022年2月期)、既存顧客とのコミュニケーション強化に力を入れる。チャットボットやLINEの運用を開始する見通しだ。コロナ禍の収束や今後の影響が不透明なことから、今期は足元の基盤固めを重視し、堅実な売り上げ伸長を目指す。

自社ECサイト「CONCENT(コンセント)」は堅調に推移しており、2021年2月期の売り上げは前期を上回った。流通量の拡大やコスト削減を目的に、2019年9月に東京・武蔵村山市に物流センターを開設したことも奏功している。

依然としてコロナ禍が続いていることから、今期は「世の中がどうなるか分からない。どう転んでもいいように、体制を整えておく」(小松廣之社長)ことに重きを置く。3回目の緊急事態宣言が発令されないとは限らず、東京五輪の開催も慎重に見守る必要がある。それに加えて、景気の変動は例年以上に予測が立てにくいとみている。

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