2021.03.24

【従来比5分の1】Spelldata、NTTドコモとauの通信回線を使った携帯サイト計測料金を値下げ 1回数円からパフォーマンスを計測

ウェブパフォーマンスの監視・計測ツールを手掛けるSpelldata(スペルデータ)は3月19日、東京・大阪・福岡・札幌で展開しているウェブパフォーマンス計測センターで、NTTドコモとauの通信回線を使った計測料金を従来の5分の1程度に値下げると発表した。地方の市場開拓につなげてほしい考え。

この値下げにより、ウェブパフォーマンス計測サービス「Catchpoint(キャッチポイント)」の携帯通信の計測は1回数円からできるようになった。

携帯通信回線を経由した携帯サイトの計測料金は、これまで従量課金による通信料金が価格の大部分を占めていた。携帯キャリアから無制限プランが発表されたことで値下げが可能になった。値下げにより、利用が増大した携帯サイトの表示速度を、費用は東京1カ所の場合と変わらずに、地方都市でも計測・分析することができるようになるという。計測データを活用して携帯サイトの表示を高速化することで、より良いユーザー体験を実現することができるようになる。

計測によって、サイトが表示されるまでの時間を「東京で○秒、札幌で○秒、大阪で○秒、福岡で○秒」というように可視化できるようになり、主要地方都市でのユーザー体験を「見える化」することができる。遅れがある場合、その因果関係も分かるという。

値下げの対象は、NTTドコモ、auの通信回線を利用した携帯サイトの計測。スペルデータが管理している計測ノードに対して適用する。ソフトバンクの携帯網での計測は、法人向けの容量無制限のプランが発表された段階で順次値下げを検討していく。


「Spelldata」
https://spelldata.co.jp/



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