2021.03.24

メルペイ、コロナで「キャッシュレス/後払い決済」利用者が50%超 800人に利用実態調査を実施

メルペイはこのほど、3月13日~3月15日に実施した「後払い決済サービスに関する実態調査」の結果を公開した。後払い決済は約4人に一人が利用しており、コロナ禍で「キャッシュレス/後払い決済の利用機会が増えた」と回答した人が50%超いることがわかった。

「後払い決済サービスに関する実態調査」は、購入代金を後から支払うことができる後払い決済サービスの認知・利用状況について、2021年3月13日~3月15日に、全国の10~50代の男女800名(後払い決済サービス利用者/非利用者)を対象に調査したもの。

昨今、国内でのコンビニ大手の参入発表など、新たな動きもある後払い決済サービスだが、EC市場における後払い決済サービス決済額は、2022年には1兆3500億円に拡大すると予想されている。また、海外での若年層を中心とした利用の拡大から、世界全体では2025年に後払い決済サービス市場の取引額が約72.8兆円に達するとの見込みが出ており、国内外で市場拡大の一途を辿っている。

メルペイにおいても、2019年4月に「メルペイスマート払い(翌月払い)」の提供を開始。2020年7月からは、翌月以降に分けて支払うことが可能な「メルペイスマート払い(定額払い)」に対応し、20~30代の利用者を中心に幅広く利用されている。こうした利用の拡がりを受け、後払い決済サービスの利用実態や今後の可能性を明らかにすべく、調査を実施したとしている。


■後払い決済サービスの利用実態について

商品の購入やサービスを利用する際に、普段使用している決済手段として23.3%が後払い決済サービスと回答し、約4人に1人が利用していることが分かった。



新型コロナウイルス感染症拡大の前(2020年1月頃)と現在を比べ、キャッシュレス決済(電子マネーやQRコード等決済)や後払い決済などを使用する頻度の変化を尋ねた問いでは、過半数となる50.5%がキャッシュレス決済や後払い決済などを利用する頻度が増えたと回答した。年代別に見ると、10代男性が51.3%、10代女性が52.5%、20代男性が57.5%、20代女性が58.8%と、特に10代、20代の変化が大きいことが判明した。



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