2021.03.21

CANNABEES、高濃度のCBDオイル「CANOVY9000」が人気に 売上の9割はネット通販

高濃度のCBDオイル

大麻草由来の成分「カンナビジオール(CBD)」を含有する製品を取り扱うCANNABEESは2016年から、EC事業を手掛けている。高濃度の食用CBDオイル「CANOVY(キャノビー)9000」が人気を集めている。

尾上卓太郎代表は米国カリフォルニア州でCBDを知った。「当時、尾上の友人が海外でCBD事業を展開していた。2015年頃から新しい事業を開始したいと考え、消費者の健康を支えたいと参入した」(柳田ひかるPRマネージャー)としている。

「キャノビー」(税込価格5万2800円)は2021年1月に販売を開始した。CBDを9000ミリグラム配合している。シンガポール産のMCTオイルをベースにし、米国産のCBD原料を使用している。

現在は、ボディーオイルやクリームなどのスキンケア用品のほか、食用オイルやCBDウォーターなど24品目を販売している。

事業を開始した当初は、電子たばこの「ベープ」に使用するリキッド2種類だけの販売だったが、若年層の需要を捉えてストロベリーやバニラなどのフレーバーを用意したことで顧客が広がったという。

ホームページ上ではCBDについて説明する動画を配信し、CBDの理解を深めている。動画では違法成分の「テトラヒドロカンナビノール(THC)」とCBDの違いなどについて解説している。

2020年5月に競合だったクロスパブリシティを買収して経営統合したのを機に楽天市場に出店した。現在は売り上げの9割をネット通販などのBtoCが占めている。残り1割は法人へのOEMや原料の提供となっている。

柳田PRマネージャーは、「薬機法や景表法などを順守し、今後はインフルエンサーの活用を検討し、SNSでの発信も強化していく」と話す。


「CANNABEES」
https://cannabees.shop/

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