2021.03.15

SMN、三陽商会からルビー・グループの株式取得 EC支援ノウハウを吸収、ポストクッキーに向け業容拡大

ルビー・グループのホームページ

SMNは3月11日、取締役会において、三陽商会の連結子会社であるルビー・グループの株式を三陽商会より取得し、ルビー・グループの子会社化を決議したと発表した。

SMNグループは、引き続き成長が見込まれる国内インターネット広告市場において、既存サービスであるアドテクノロジー、マーケティングソリューションへの継続的な投資を実施している。今後は、デジタルソリューションへの領域にも積極的に投資を行い、さらなる成長を目指している。このほど子会社化するルビー・グループは「Digital solutions for Luxury brand.」というビジョンのもと、グローバルなラグジュアリーブランドのECシステム構築・運用、マーケティング、フルフィルメント(受注から配送までの業務)や、カスタマーサポートを含むオペレーションを幅広く提供している。

今回の株式取得により、アドテク業界の課題であるポストクッキーに向けた事業ポートフォリオの拡大を加速させ、クライアントにマーケティング業務を一気通貫で提供できるバリューチェーンの拡大を図っていくとしている。また、ルビー・グループが保有するサービスや顧客接点をSMNグループの事業戦略へ反映することで、さらなる事業規模の拡大を目指していく考えを示した。

取得株式数は14万7375株、株式取得価額は16億円で、株式取得金額は銀行からの借り入れにて充当する予定としている。株式譲渡実行日は3月25日の予定となっている。

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