2021.03.10

クラウドファンディング「CAMPFIRE」、国内最速で流通総額400億円突破 コロナの影響で利用急増

CAMPFIREは3月8日、クラウドファンディング「CAMPFIRE」のサービス開始からの流通総額が、国内最速で400億円を突破したと発表した。2011年のサービス開始から、延べ支援者数は460万人、プロジェクト掲載件数は4万7000件に達した。コロナ渦における利用の急増により、2020年の流通額は前年比300%を達成している。

CAMPFIREは、あらゆるファイナンスニーズに応えるべく、“資金調達の民主化” をミッションに、個人やクリエイター、企業、NPO、大学、地方自治体など、様々な挑戦を後押している。

2020年は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、経営に大幅な支障をきたした事業者の資金調達手段として、全国的にクラウドファンディングの利用が急増した。CAMPFIREでは各エリアや業界に寄り添ったサポートを提供すべく、パートナーシッププログラムなどを通じてその分野に精通した企業・セクターとの連携を強化し、幅広い支援施策を講じてきた。その結果、1年間で1万6000件(前年比165%)のプロジェクトに、約200億円(前年比300%)もの支援が集まったとしている。

各カテゴリーのシェアは、フード・飲食、地域・まちづくり、プロダクト・ガジェット、音楽で、ほぼ同率と特定の分野に偏らず、業界・エリア・規模を問わず様々な事業者によるプロジェクトが実施された。



国内最大のプロジェクト件数を誇るクラウドファンディングプラットフォームとして、これまで培ってきたノウハウを活かし、起案者向けウェビナーの継続開催や支援保証制度の展開など、起案者・支援者双方が安心してクラウドファンディングに挑戦できる土台づくりも強化している。

今後も「一人でも多く一円でも多く、想いとお金がめぐる世界」の実現を目指し、様々な業界・セクターと手を取り合い、クラウドファンディングのさらなる利用促進に向けた様々な施策を講じていく考えを示した。

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