2021.03.10

「ぶっちゃけShopifyってどう?」Shopifyアプリでヒット飛ばすハックルベリー安藤CEOに聞く

ハックルベリー 安藤祐輔CEO


8つのShopifyアプリを提供


――これまでにどんなアプリを提供している?

「送料無料バー」というカート内の金額に応じてあといくらで送料無料になるかを表示できるアプリを手始めに提供した。それを含めて現在、8つのアプリを提供している。

他には、「popIn」などネイティブアドと手軽に連携できる「ネイティブアド連携」や、先程も触れた国内のアフィリエイトサービスプロバイダー(ASP)と簡単に連携できる「アフィリエイト連携」などのアプリもある。

アパレルブランドなどに人気の販売員がコーディネート投稿などを手軽にできるようになる「STAFF START」や、フォーム作成管理ツール「formrun」を手軽に導入できるようにするアプリも提供している。


8つのShopifyアプリを提供

――アプリ開発の方針は?

主に集客や買い物を便利にする領域のアプリを開発している。やらない理由がないアプリを提供したいと考えている。

例えばアフィリエイトの場合、ASPと連携するまでに、ASPのサイトの問い合わせフォームから申請して、営業担当からメールで送られてきた設定書に必要事項を記載して返送し、確認を待つというフローがある。「アフィリエイト連携」アプリでは、管理画面で申請内容を入力して送信するだけでいい。管理画面上で全部完結する。

さらにバリューコマースと連携するのであれば、「アフィリエイト連携」アプリ経由だと初期費用・月額基本プラン費用が無料になるキャンペーンを実施している。完全成果報酬型で運用できる。他にも中小企業だと通常では難しいLINEショッピングとも連携しており店舗の商品を露出できる。

「Shopify」店舗でアフィリエイトをやるのであれば、このアプリを使わない理由がないと思っている。

「STAFF START」や「formrun」など連携アプリの開発については、ツールベンダーが自社で開発するより、当社が開発した方が早く提供できる。アプリ開発は「Shopify」独自のフレームワークやAPIを把握していないとスムーズにできない。そこに当社の強みがある。

――なぜ開発力が高いのか?

ECが好きな優秀なエンジニアが集まっている。2015年くらいまではゲームや決済などに優秀なエンジニアが流れており、なかなかECに来てもらえなかった。当社の中核エンジニアはこれまで決済やゲームの開発を手掛けてきたが、本当はECが好きでECに関わりたいと思っているメンバーばかりが集まっている。

今後も他業界にいるがECに興味を持っているエンジニアや、これからエンジニアを目指す若いメンバーなどを仲間に加わえていきたい。

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