複数ネットショップ一元管理クラウドサービス「CROSS MALL（クロスモール）」を提供するアイルは3月5日、「CROSS MALL」と、ECサイト「マルイウェブチャネル」およびRCモール「JRE MALL（ジェイアールイーモール）」との連携を開始した。注文情報・在庫情報の一元管理を実現する。
「CROSS MALL」は、複数ネットショップの商品・在庫・受注・発注・仕入の一元管理が可能なクラウドサービス。今回連携を開始した「マルイウェブチャネル」は東京・大阪など23店舗で、ファッション・靴・バッグやスポーツアイテムなどを販売する丸井が運営するショッピングサイト。一方「JRE MALL」は、 JR東日本グループが運営するECショッピングモールで、鉄道グッズやSuicaのペンギングッズ、食品、お取り寄せなどを提供する。
この度の連携により、「マルイウェブチャネル」および「JRE MALL」に出店している複数ネットショップ展開企業は、「CROSS MALL」が管理している注文情報を反映することで、随時更新されている在庫数を「マルイウェブチャネル」および「JRE MALL」の在庫数と共有でき、在庫の一元管理が可能になる。売り残しリスクを軽減した商品の出品が可能となるため、業務効率化だけではなく、販売促進にもつなげることができるとしている。
「マルイウェブチャネル」および「JRE MALL」に出店していないネットショップ企業は、従来の業務を変更せずに両サイトに出店可能になるとし、新たな販路を検討できる連携になるとしている。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、新たな販路を検討しているネットショップ企業への支援を、引き続きバックヤードから行っていく考えを示した。
