2021.03.06

「メール開封率100%」の施策は実行可能?!お客さまに出会った瞬間からCRMが始まる【第15回 ozie柳田敏正の「ECの未来 裏話」】

今回のゲスト:アドブレイブ 中村隆嗣 執行役員


「ECの未来」へようこそ。今回の「ECの未来」に登場したゲストは、アドブレイブ執行役員の中村隆嗣氏です。中村さんは、マーケティングオートメーションツール「アクションリンク」の責任者であり、メールやLINEを使ったCRM(カスタマーリレーションシップマネージメント、顧客との関係構築)戦略に詳しいです。動画では、メールによるマーケティング施策の効果と、CRMの基本的な考え方について解説してくれています。


私が運営する「ozie」でも、メールやLINEを使って、既存のお客さまにリピート購入を提案しています。ただ、基本的に、「安売りをしない」というコンセプトで運営していますので、キャンペーンやクーポンを使った、コンバージョンを求めるCRMは実施していません。「ozieを覚えてもらう」ことを目的に、CRM施策を実施しています。

中村さんの話の中でも、なるほどと思ったのは、「初めてお客さまが商品を購入してもらう段階で、CRMを意識しておく」という考えです。ブランドのイメージや理念を、最初からきちんと知ってもらえれば、ブランドに愛着を持ってもらうきっかけとなり、リピートしてもらえる可能性が高くなります。逆に、最初から価格の安さで購入してもらうと、次回も安売りしなければ買ってもらえない可能性が高くなります。それは、ブランドにとってもよくありません。

中村さんは、「極端に言うと、メールの開封率、クリック率ともに100%の施策を目指すことが大事だ」とも言われていました。そんなことが可能ならば、驚くべき施策です。適切な提案をすればお客さまに購入意欲を持ってもらえるような関係を、普段から構築しておくことが大事なのかもしれません。


エピソード69はこちら▶▶https://www.youtube.com/watch?v=I7rXBdLdy2Y





動画メディア「ECの未来」とは・・・ワイシャツのECサイト「ozie(オジエ)」を運営する柳田敏正社長がMCを務める、対談形式のラジオ風動画メディア。毎回、ネットショップの店長やECのコンサルタントをゲストに迎え、柳田氏がゲストの独自の取り組みについて掘り下げている。

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