2021.03.06

【総力特集】<クローズドECの世界>拡大する福利厚生EC メーカーの新たな販路に

「福利厚生倶楽部」、Amazonで使える「在宅支援商品券」も取扱開始


リロクラブでは、食品やワインなどを扱う自社ECサイト「お買得ソクホウ」を運営している。同社の福利厚生サービスでは、提携する400件のECサイトへの誘導も行っている。同社においてもECは好調。「お買得ソクホウ」の2020年の売り上げは前年比で30%超の増加を記録したという。同社経由の提携先のECサイトの売り上げも、前年比で30%以上増加したとしている。




運営会社:リロクラブ
ECショッピング機能:お買得ソクホウ
会員数:1万2600社 735万人(20年6月末時点)
導入企業の代表例:積水化学工業 エム・ユー・コミュニケーションズ(三菱UFJフィナンシャルグループ)
取扱品目数:非公開 (食品、雑貨、トレーニング用品など)
商品の発送形態:メーカー発送/一部自社発送
提携するECサイト:約400サイト


「お買得ソクホウ」で人気の商品は、自宅で食べられる食品や雑貨など。「オープン市場に出ていない商品をお得に購入することができる」(企画マーケティングユニット ライフマーケティンググループ泉山朋子グループマネージャー)だという。

リロクラブは2月18日、アマゾンのコード型ギフト券「Amazon在宅支援商品券」の取り扱いを開始した。同ギフト券は、事務用品やPC周辺機器、チェアパッドなど、在宅勤務・テレワークに役立つ商品の購入に利用できるのだという。同商品券の付与を受けた従業員は、自身のAmazonアカウントに14桁の商品券番号を登録。商品購入時の支払い方法の画面で「在宅支援商品券残高を利用する」にチェックを入れることで、対象商品の購入代金に充当できる。

法人顧客が、ギフト券をまとめて購入し、従業員に配布するケースが増えている。現金を渡すよりも、業務の遂行を実効的に支援できると考える企業が多いのだという。

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