撮影内製化に立ちはだかる「壁」
――コスト削減の観点から、昨今は撮影を内製化する企業が少なくない。事業が提供する撮影支援事業を利用する場合と比べて、内製化だとどのような問題が生じやすいのか。樋口:まず、商品の撮り方が単調になってしまうケースがある。そもそも機材が古いとか、画素数が低いといった根本的な問題は除外するが、最新機種のカメラを使ったとしても、平たく言うと撮り方が悪くなってしまうケースがある。
普段は内製化していても、売り出したい商品だけはピックアップして、私たちのような撮影代行サービスに依頼される場合もある。それは、当社のように、撮影に当たってディレクションして、きちんとモデルを選んで、ライティングを組んで――という工程を踏んでカメラマンが撮影した画像の方が、結果として商品が売れやすいという実績があるからだと思う。
樋口氏は内製化の撮影で生じてしまいやすい課題を指摘――「質」の低下以外の課題は。樋口:内製化しているチーム内だけで作業を進めているため、他部署との連携が取りにくい、業界のトレンドをとらえにくい、技術の引き継ぎに時間がかかる、といった課題をよく耳にする。どうしても属人的になってしまいやすいため、注意が必要だ。
古里:引き継ぎがうまくいったとしても、前年踏襲に陥りやすいといった側面もある。手前味噌だが、私たちの提案力や技術力の導入をぜひ、検討してほしい。
提案力と技術力を生かしてさまざまなシーンの撮影に対応する 撮影は自社保有の国内複数拠点で
――自社のスタジオを保有していると聞いた。古里:そうだ。
西日本最大級規模の専用スタジオを、本社のある兵庫県・神戸市に保有している。希望があれば依頼主の要望にかなった場所で撮影することもできるが、基本的にはこの専用スタジオで撮影している。自社スタジオは兵庫県のほか、東京や大阪などにも保有している。
国内の複数箇所に自社スタジオを保有樋口:付け加えると、画像管理を助けるクラウドサービスとして、当社では「GARACK(ガラック)」も提供している。月額制の画像管理クラウドで、画像管理に係るこれまでの手間や負担を軽減し、業務効率化を助けるツールだ。興味がある方はこちらもぜひチェックしてみてほしい。
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