2021.03.28

【「楽天SOY2020」受賞店に聞く】 「ディーライズ2号店」 需要つかみ売上1.5倍

【楽天SOY2020】 <TV・オーディオ・カメラ ジャンル賞>
「ディーライズ2号店」


「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2020」で「TV・オーディオ・カメラ ジャンル賞」を受賞した「ディーライズ2号店」の システム開発部マネージャー兼販売企画部マネージャー 宮川裕之氏に『受賞要因』や『今後の戦略』などを聞いた。


SOYは3年連続受賞となる。売り上げは前年比で約1.5倍に伸長した。

2020年は、2019年から実施されたポイント還元事業が引き続き利用の追い風となった。加えて、コロナ禍による巣ごもり・テレワーク需要拡大も売り上げ増加の大きな要因だ。


「ディーライズ2号店」

コロナ禍の影響で生産や物流のラインが制限された際には、商品入荷が滞る懸念もあった。だが、各所との連携もあり、繁忙期も安定してお客さまに商品を提供できた。

ユーザーの利用動向では、テレワーク機器であるパソコンや周辺機器の購入が目立った。政府による特別定額給付金が、高額家電の買い替えにもつながったと考えている。

「楽天市場」が定期的に実施するセールイベントを意識し、確実に増加するユーザーを取り込むことが成長につながっている。

今年も、「お客さまに商品を安価かつ安心に提供する」という大きな方針に変更はない。

ECの利用層が急激に拡大する中、より幅広い層のニーズに応える必要が出てきている。「楽天市場」にも複数店舗を出店し、ユーザーに商品を発信している。出店店舗ごとに打ち出す商品や対応決済手段などで特色を出し、多様な選択肢を提供していきたい。

利用層が拡大する一方、悪質利用者による不正注文も増加している。年々手口が巧妙化する中、家電のみならず、あらゆるEC事業者にとって死活問題だ。

プラットフォームには、こうした不正の撲滅に向けた対策も期待している。


【<総力特集>楽天SOY2020】受賞63店に直撃取材!『コロナ禍の成長戦略』を聞く
 ▶▶特集ページに戻る




RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事