【プロ野球『グッズ通販』ペナントレース〈パ・リーグ編〉】 配送スピードは「ホークス」、話題性は「楽天」がリード

＜イチオシ商品①＞
トレンドは「選手参加型」 個性生かしたアイテムが人気

定番のアパレル類や応援グッズでも、同じ商品ラインだが各選手によって大幅にデザインが異なるグッズが、各選手の個性やキャラクター性を引き立たせ、人気となっている。その下地を支えるのが、選手による商品企画への積極的な参加だ。

ライオンズのECサイトでは、各選手たちの意見を聞きながらデザインしたプリントフェイスタオルが人気商品となっている。3月1日には、今シーズンの新規追加選手のタオルをEC先行で販売開始した。


ライオンズのフェイスタオルは選手企画のデザインを反映

ファイターズは、タオルにデザインする選手名に、その選手直筆のデータを使用している。ファイターズでは、選手ごとに基調となるパーソナルカラーを設定し、サイト上での選手写真や、グッズの配色に活用している。チームカラーの枠に収まらない、選手の好みや個性にフォーカスした多彩な展開で、ファン心理に応えている。


ファイターズのフェイスタオルは選手直筆データを使用

バファローズはカスタマイズ可能な受注商品を展開し、世界に一つのオリジナル商品をファンに届けている。3月5日には、ユーザーが指定した任意の文字列に対応する「オリジナルネーム印」の再販売を開始した。

バファローズのサイトでは、「Ponta（ポンタ）」とコラボした「バファローズ☆ポンタ」グッズや、往年の「大阪近鉄バファローズ」のロゴをあしらったアパレル商品など、幅広い層に向けたグッズ展開を行っている。