2021.03.04

【おうち花見2021】編集部が厳選した楽しむコツとアイテム


  <食器>  

出品初日に完売 温度変化で桜が色づくグラス


陶器メーカーの丸モ高木陶器が製造する、温度で色が変わる器の人気が高まっている。冷酒などの冷たい物を注ぐとグラスの表面にデザインされている桜の木がピンクに色づく「お花見グラス」をカタログハウスの「通販生活」に掲載したときは、用意していた150組が発刊日に売り切れた。


カタログ「通販生活」では発行日に完売

コロナ禍の影響で花見や祝いごとを楽しみにくいことが、ニーズ拡大の理由の一つといえそうだ。

カタログハウスが発行する「通販生活」では1月に「お花見グラス」を2個ペアセットで出品した。

温度で色が変わる器は丸モ高木陶器の定番商品。自社ECサイトで販売しているほか、卸売りにも対応している。「お花見グラス」のほか、盃、スパークリンググラスなど多数展開している。販売チャネルによっては、毎月数百セットも注文が入るという。

「春の風物詩にとどまらず、お正月を迎える際に桜を好む人は多い。日本人だけでなく、海外のお客さまからも人気が高まっている」(高木正治社長)。

昨年2月頃から市場に一気に広まったという。テレビ番組でも紹介された。今年2月23日(語呂合わせで『フジサン』の日)には、温度変化で富士山と桜のデザインが浮かぶ新シリーズを発表した。


2月23日(『フジサン』の日)に新シリーズを発表

今後も入学式シーズンや、母の日を控えているため、受注が拡大すると見ている。

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