2021.03.01

【地域特化型ブログ×ECモール】板橋の街ネタブログにオンライン商店街が誕生 アクセス数生かし地元店舗を活性化

東京都板橋区の地域情報を発信しているブログメディア「いたばしTIMES」は3月1日、板橋区の店舗や飲食店、体験スクールなどの情報を掲載するECモール「いたばしオンライン商店街」ページを開設した。ブログのアクセス数を活かし、地元店舗の課題解決に貢献を図る。

【「いたばしオンライン商店街」のサイトイメージ】

「いたばしオンライン商店街」は、板橋区のモノを買いたい・贈りたい、板橋区で習い事をしたいという人に向け、「板橋」に特化した店舗情報を紹介していくコンテンツ。2015年に個人ブログとして開設した「いたばしTIMES」は、板橋区内の飲食店やイベント、おもしろネタなど幅広い話題を毎日発信し続け、月間100万PVを誇るWebメディアに成長。これまでに約700店舗以上を取材している。店の人からは「通販を始めても気づいてもらえない」、地域の人からは「あの店が通販をやっているなんて知らなかった」という声を聞くことがあるとし、こうした課題を解決するために、板橋区に住む多くの人が習慣として閲覧している地域ブログ「いたばしTIMES「内へのオンライン商店街オープンに至ったとしている。

読者からも日々多くの情報提供が寄せられる、人の往来の盛んなブログメディアだという「いたばしTIMES」は、アクセスする人のほとんどが板橋区の住民であり、「板橋」という共通点によって盛り上がりを見せているローカルな場所だ。店舗や飲食店にとって、人通りの多さなど立地条件は重要であり、これはインターネットでも同じであるとの考えから、地域住民で賑わう場所に地元店舗や板橋の通販情報が集まれば、店にも住民にも新しい出会い・嬉しい発見が生まれることが期待できるとしている。


「いたばしオンライン商店街」のトップページ

「いたばしTIMES」にオンライン商店街を作ることで、知らなかった店・商品との出会いが生まれるとし、“商店街で気になったお店をふらりと覗いてみる”をオンラインでも再現するために、店舗ページトップは概要が把握しやすいフォーマットで統一。その後、店舗公式サイトへ進めるようにすることで、店や商品を選びやすいように配慮している。まずはオンライン商店街で知ってもらい、実際の店舗へ足を運ぶという流れも生み出したいとし、今後は板橋で活躍するクリエイターやハンドメイド作家たちの通販情報なども含め、掲載数を増やしていきたいとの考えを示した。

「いたばしTIMES」では、飲食店のテイクアウトを応援する企画「板橋おうち食堂」を2020年4月に始動。これまで同サイトが培ってきた読者との関係性を活かし、区内でテイクアウトを利用した人に専用ハッシュタグでSNS投稿するよう呼びかけを行った。苦しい状況が続く中で大変な思いをしている飲食店の人たちが「今までお店には来なかった人たちがテイクアウトは利用してくれた」と嬉しそうに語る声が後押しとなり、今回の「いたばしオンライン商店街」のアイデアを形にすることになったとしている。

開設にあたり編集長の宮下忠三氏は、「個人で始めたブログが、たくさんの人に見てもらえるようになりました。自分の知っている場所やお店の情報って、なぜか楽しいんですよね。そんなブログにオンライン商店街を作ったら、読者の方々ともっと地元を楽しめるんじゃないかと思いました。個人ブログなのに板橋の商店街があるというギャップも面白い(笑)。実際の商店街を歩くように、選んだり迷ったりする楽しさを届けていきたいです」とコメントしている。


「いたばしオンライン商店街」
https://itabashi-times.com/shopping_street/

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