2021.02.24

ロジザード、業績予想を上方修正 小売業のECシフト加速で

クラウド型在庫管理システムを提供するロジザードは2月12日、2021年6月期業績予想の上方修正を発表した。売上高は前回予想を1億1500万円上回る17億1700万円に修正した。小売業のECシフトが想定以上に加速しているとともに、従来、BtoBが中心だった倉庫・3PL事業者によるBtoC物流の受託強化で、新規アカウントの獲得が増加しているためだ。

クラウド型在庫管理システム「ロジザードZERO(ゼロ)」は、新規受注を順調に獲得。アカウント数は着実に増加している。2020年7‐12月期(中間期)のアカウント数は1334となり、前年同期比126件の増加となっている。

アカウント数の拡大に伴い、ロジザードのシステムを通して出荷される件数も増加。2020年7‐12月期の出荷件数は前年同期比12.5%増の4500万件だった。

売上総利益率が高いクラウドサービスの売上高が増加しているとともに、テレワークの実施による経費低減が見込めることから、通期営業利益も前回予想を1億7400万円上回る3億2300万円に上方修正した。

今後も小売業によるEC化の流れは継続すると想定しており、人材投資を積極化して新規案件の獲得につなげていく。


「ロジザードZERO」
https://www.logizard-zero.com/

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