2021.02.21

【「楽天SOY2020」受賞店に聞く】<総合3位>「A‐PRICE 楽天市場店」 1位奪回へ総合力強化

【楽天SOY2020】<総合3位/生活家電ジャンル賞>
「A‐PRICE 楽天市場店」


「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2020」で「総合3位」「生活家電ジャンル賞」を受賞した「A‐PRICE 楽天市場店」の取締役営業本部長 大西剛氏、営業本部webマーケティング課マネジャー 城守豪氏に『受賞要因』や『今後の戦略』などを聞いた。



大西剛氏(写真左)と城守豪氏(写真右)

大西氏:昨年に続きグランプリ(総合1位)の連続受賞を狙っていただけに、3位といえど悔やまれる結果となった。とは言え、上位2社は大手家電量販店。ネット販売専門の事業者としては実質1位を守れたのではないかとの思いはある。

城守氏:2020年の売り上げも前年比で2桁増と、好調に推移した。コロナ禍で拡大した需要に対し、在庫確保に尽力し、安定して商品を提供できたことも増収の要因だ。

大西氏:商材としては、空気清浄機や調理器具など、コロナ禍で需要が拡大した商品が満遍なく売り上げを伸ばした。テレワーク機器だけでなく、デスクなどインテリアの販売も増加した。

城守氏:2020年は在庫の有無が事業者の明暗を分けた1年だった。今年も在庫の確保は引き続き注力していく。2020年に売れた商品が一過性のものであったかどうかを分析し、社内全体で需要に合った商品展開を実現していく。

大西氏:当社の強みであるプライベートブランド(PB=自主企画)商品のラインアップ強化も継続し行う。

1月には、自社ブランド初となる「リアル4Kテレビ」の販売を開始した。約2年間かけて開発した商品で、今年の主力商品として打ち出す計画だ。白物家電などの拡充も進めていく。

城守氏:今回の結果には非常に悔しさを覚えている。総合1位奪回を大目標に各方面の強化を行う。

その中で芯となるのは、お客さまと真摯(しんし)に向き合う「血の通った商売」の再強化だ。

ECという非対面サービスで、お客さまとの接点一つ一つを大事にし、また利用してもらいたいと感じてもらえるよう、初心に立ち戻り徹底していく。

大西氏:グランプリ受賞に向けてまた新たな1年が始まる。上位2社は高い壁であるが、全社一丸で目標の実現に向け取り組んでいく。展開店舗においても、在庫配分などで「楽天市場」に力を入れる方針に変更はない。

あらゆる層が集まる「楽天市場」で選ばれる店舗になるために、お客さまの意見をしっかりと聞くことが、1位に返り咲くための欠かせない要素だと捉えている。改めて気を引き締め、「血の通った商売」を提供していく。


【<総力特集>楽天SOY2020】受賞63店に直撃取材!『コロナ禍の成長戦略』を聞く
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