2021.02.16

【本日リリース】ECデータバンク、「楽天市場」のスマホ商品ページの自動更新サービス「EC-UP」提供

ネットショップの効率化・自動化サービスを提供するECデータバンクは2月16日、「楽天市場」のスマートフォン用の商品ページを自動更新し、業務効率化とともに回遊性アップを図るためのサービス「EC-UP(イーシーアップ)」をリリースする。スマートフォン用の商品ページの有効活用を支援する。

「EC-UP」は、「楽天市場」のスマートフォン用ページの掲載内容が上限に達していない場合、余っている文字数や画像数を利用して、転換や回遊を高めるための情報を自動表示させることができるサブスクリプション型のクラウドサービス。買い回りの設置や売り切れ商品の入れ替えといった手間を省き、ショップ内の商品を多く露出する事で、 回遊を高め売上に貢献する。

リリース時には、商品ページごとに類似する商品をAIにより判定して表示する「類似商品・関連商品の自動表示」、ショップの新商品のみを自動的に判断して表示させる「新着商品の自動表示」、ショップの再販商品のみを自動的に判断して表示させる「再販商品の自動表示」、当日の日付を表示させる「更新日を自動表示」の4つの自動表示システムが利用可能。また、2月中には、商品毎に同時に購入された商品を選定する「同時購入の自動表示」システムを追加する予定としている。


ダッシュボードで稼働状況を確認できる

これらの情報は、本来手動で定期的な更新が必要となるが、「EC-UP」ではすべて自動で更新が行われるため、ショップ運営者は手間をかけず「買い回り」情報を掲載する事ができる。「EC-UP」を利用するショップ運営者は、管理画面からログインを行い、適用したい商品と掲載箇所を選択するだけでよく、ショップ内の全商品に一括で類似商品を掲載することも可能なほか、システムごとの組合せや並び順を1商品ごとに自由に選ぶこともできるという。


商品ごとに編集できる

提供プランは、とりあえず無料で利用したい人向けの「フリー」(0円/月)、月商1000万円までの小・中規模ショップ向けの「シルバー」(9800円/月)、月商1000万円以上の中・大規模ショップ向けの「ゴールド」(1万9800円/月)の3種類。また、14日間無料で「シルバー」プランの機能が利用可能な無料トライアルを用意している。


100ショップのスマホページを独自調査


昨今「楽天市場」では、スマートフォン(アプリ含む)経由での購入比率がPC経由での購入比率を逆転し、その差は大きくなっている。そのため「楽天市場」に出店しているショップは、PC以上にスマートフォン用ページ内の情報の質や、ページの作り込みが重要となる。スマートフォン用ページに表示できる文字数や画像数には限りがあるため、制限内でいかに重要かつ訴求力のある情報を掲載するかは、売上に大きな影響を与えることになる。

ECデータバンクが「楽天市場」に出店する100ショップのスマートフォンページを独自調査したところ、実際には制限上限の30%程度の文字数や画像数しか使用されていないことが判明したという。これは「依然としてPCページの作成を中心に行い、スマートフォンページまで作業の手が回らない」ことが大きな要因と考えられるとし、「重要度が高いにも関わらず有効活用しきれていないスマートフォンページ」を自動的に更新するためのサービスのリリースに至ったとしている。

RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事