2021.02.15

三越伊勢丹、百貨店バイヤーが和歌山の逸品をプロデュース ECサイトで商品販売、技術や想いも発信

和フィナンシェ 6種アソートセット

三越伊勢丹はこのほど、「三越伊勢丹オンラインストア」および、新しいギフトの贈り方を提案するオンラインストア「MOO:D MARK by ISETAN」において、和歌山県内の伝統産業や技術を広く国内外へと発信する「わかやま産品魅力再発見事業」の商品の販売を開始した。

【<画像17点>三越伊勢丹がネット販売している『和歌山の逸品』はこちら】

三越伊勢丹が和歌山県と取り組む「わかやま産品魅力再発見事業」は、伝統と革新に彩られた味と技を持つ和歌山県の生産者と消費者を、百貨店バイヤーがハブとなってつなぐ取り組み。市場ニーズに特化した商品の開発、販路を活かした商品展開を実施し、ものづくりに魂を込めた生産者の想いや協業商品を新しい伝統のかたちとして紹介する。この事業は2017年からスタートし、今年で4年目を迎える。



三越伊勢丹は 「人と時代をつなぐ三越伊勢丹グループ」の実現をめざし、サステナビリティな取り組みとして、「人・地域をつなぐ」ことを重点取組の一つとしており、従来から、世界に誇る日本の伝統・文化・美意識を再構築し、新たな価値として発信する取り組みを続けてきた。具体的には、同社バイヤーがものづくりの現場を実際に確認し、事業者の技術の強みを分析、事業者目線で考え、事業者単体としても継続的な活動ができるようにマッチング&サポートを行う。また、バイヤーのもつネットワークを活かし、ブランドとのマッチングで事業者の強みを強化する提案や、事業者の商品開発へのアドバイスやノウハウを提供するとしている。

ECを活用した地域事業者支援として、オンラインサイトを活用した継続的な販路の提供を目指しており、「和歌山ものづくり」スペシャルサイトでの和歌山の伝統と技、事業者の想いの紹介、「ソーシャルギフト」で新しいギフトの贈り方を提案する「MOO:D MARK by ISETAN」での紹介を行っている。

「三越伊勢丹オンラインストア」の食品カテゴリでは、2月15日~3月31日の期間、明治33年創業以降「不易流行」の思いを大切にしつつ、美味しい餡の製造を追求し続けている「きたかわ商店」の「あんこ3種類食べ比べセット」(1296円)、日本の貴重な国産資源“米ぬか”に着目し、半世紀以上こめ油を製造してきた「築野食品工業」の「和フィナンシェ6種アソートセット」(1620円)など、和歌山の食品を販売する。また、Living & Artでは、3月3日より、染色、製織、仕上加工までを一貫生産することで、上質でオリジナリティーのある製品を提供する「妙中パイル織物」の「三越伊勢丹限定スクエアバッグ」(Sサイズ/1万780円他)を販売する。

2月16日からは、オンラインストア「MOO:D MARK by ISETAN」において、生まぐろ水揚げ日本一の紀州勝浦港で長年、生まぐろ専門の仲卸業として事業を営んでいる「木下水産物」の「もちもちまぐろの生ハム」(3240円)、創業560年を迎えた老舗和菓子屋「総本家駿河屋善右衛門」のコーヒーや紅茶とのペアリングも楽しめる新食感の「羊羹」(4320円)などを販売する。


「三越伊勢丹オンラインストア」の『和歌山のものづくり』特設サイト
https://www.mistore.jp/shopping/feature/shops_f2/st_wakayama_lp_sp.html

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