2021.02.14

お店のためのドメイン「.shop」、累計登録件数200万件突破 コロナ禍で登録急増

GMOインターネットグループでレジストリ事業を展開するGMOドメインレジストリは2月12日、お店のためのドメイン「.shop」の累計登録件数が200万件を突破したと発表した。

「.shop」は一目で“お店”を表していることが分かる、EC事業者や実店舗運営者に最適なドメイン。GMOドメインレジストリは2016年1月28日に実施されたICANN(インターネット上で使用されるドメイン名やIPアドレスといったアドレス資源の割当管理を行う米国の非営利団体)主催のオークションにおいて、当時の世界最高額(現在の世界最高額は「.web」)となる4150.1万USドル(約49.2億円)で落札し、「.shop」の運営権利を獲得した。

「.shop」は、2016年9月27日に一般登録を開始した後、18時間で5万3000件超の登録があり、2019年3月20日には累計登録件数が100万件に到達した。そして2月12日、累計登録件数200万件を突破した。一般登録開始から累計登録件数100万件に至るまでには約30カ月を要しましたが、100万件から200万件までは約23カ月での達成となった。



「.shop」は、GMOメイクショップが運営する「MakeShop byGMO」や、GMOペパボが運営する「カラーミーショップ byGMOペパボ」のほか、世界中のECサイト構築サービスと連携している。

昨今、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、あらゆる業界の事業者においてEC(ネットショップ)の需要が高まっている。日本国内では、緊急事態宣言の発令によって外出自粛や実店舗の営業時間短縮が促されたことを受け、従来はEC導入を検討していなかった個人・小規模事業者においても、事業継続や新たな販路を拡大するべく、ECを立ち上げる動きが見られる。

海外でも同様の動きが顕著であり、2020年2月以降、北米・欧州を中心に“お店”を表すドメイン「.shop」の登録が急増しており、ECサイト構築サービスと「.shop」の同時登録が増加したことが、「.shop」の登録件数を大きく伸ばす要因となった。

消費行動のデジタルシフトは不可逆的なものとなり、今後もEC需要は続くと考えられます。GMOドメインレジストリは、「.shop」を様々な“お店”のドメインとして幅広くご使用いただけるよう、国内・海外の多数のECサイト構築サービスとの連携によって普及に努めるとともに、ニューノーマル時代のデジタルシフトを支援するという。

RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事