2021.02.12

楽天、電通グループと新たな広告ソリューションを開発 より精度高いデジタル広告、効果検証を可能に

楽天は2月10日、電通や電通デジタルと連携し、楽天の新たな広告ソリューションを企画・開発すると発表した。楽天グループの蓄積した消費行動分析データを活用するとともに、電通グループのノウハウ・アルゴリズムを用いてデジタル広告の配信、効果検証の精度向上を目指す。

電通の持つ総合広告代理店としてのノウハウや広告最適化のためのデータ・アルゴリズム、電通デジタルの持つデジタルマーケティングの知見を融合させ、楽天グループの蓄積した消費行動分析データを活用する。まずはベータ版を開発し、電通グループを通じて試験的に広告主企業への販売を行う。様々な企業の声を反映しながら開発を進め、2021年中に本格的な販売を開始する予定だ。

楽天と電通は2017年7月、楽天データマーケティング株式会社を設立するなど、企業のマーケティング活動をともにサポートしてきた。今回、これまでの協業経験をもとに、楽天の蓄積するデータを活用することで、企業がユーザーを理解し、よりユーザーの関心に沿ったマーケティング活動を実現できるようサポートする。

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