2021.02.10

ZOZO、第3四半期の商品取扱高は19.8%増 巣ごもり拡大やCM効果で顧客増加

ZOZOの2020年4‐12(第3四半期)における全体の商品取扱高は、前年同期比19.8%増の3042億4300万円だった。コロナ禍で巣ごもり需要が拡大したり、テレビCMを放送したりしたことで、購入者数が拡大。「PayPayモール」経由の商品取扱高は、161億2900万円にまで拡大している。

ファッションECモール「ZOZOTOWN」の商品取扱高は同9.2%増の2668億4500万円だった。2020年5、9、11月にセールイベント「ZOZOWEEK」を実施。同年11月にはセールの時期に合わせてテレビCMを放送し、集客を強化した。



2019年12月にヤフーが運営するオンラインショッピングモール「PayPayモール」に「ZOZOTOWN」として出店した。現在は「ZOZOTOWN」に出店している約9割の割のブランドが「PayPayモール」でも販売している。売り上げを徐々に拡大している。

才能やセンス溢れる個人とともにファッションブランドをつくるD2C事業を始動し、2020年10月から販売を開始している。取り扱いアイテムはまだ少ないものの、出足は好調で即日売り切れになる商品も続出した。

2021年3月期の商品取扱高は期初計画から上方修正し、前期比18.5%増の4090億円を見込んでいる。



3月にコスメ専用モールを立ち上げたり、ラグジュアリー専門ゾーンを開設したりする。商材にあった売り場を作り、新たなブランドや商品の取り扱いを拡充。プロモーションも強化し、商品取扱高の拡大につなげる。

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