2021.02.06

ブレインスリープ、ウェブメディア「SleepediA」とECサイト「zzzLand」で睡眠に革命

道端孝助社長

ブレインスリープは2019年5月に創業し、睡眠に特化した事業展開している。米国スタンフォード大学で睡眠生体リズム研究所の所長を務める西野精治氏も共同代表として就任。睡眠不足などが招く社会問題を、正しい情報を訴求することで解決していくことをミッションとしている。

同社は、睡眠に関するオウンドメディア「SleepediA(スリーペディア)」と、自社商品を販売するECモール「zzzLand(ズーランド)」の二つの事業を展開している。メディアからの情報発信と物販を軸に、睡眠不足の課題解決を目指す。


メディアは、睡眠の課題解決を軸に情報発信

EC事業のズーランドは2020年5月に開設した。2021年3月期までに、アイテム数を500点に拡大させる予定だ。

現在、販売している商品は睡眠をトータルケアする商品で、枕やパジャマだけでなく、サプリや健康機器などヘルスケア領域の商品もある。販売が好調なのは独自開発の枕「ブレインスリープピロー」。2020年5月に販売を開始し、2020年9月にはリニューアルしている。現在、在庫切れのため予約販売としている。生産体制が整った段階で、通常販売を再開する。

サイトは、悩みやシーンをカテゴリーごとに分け、ユーザーが抱える悩みに応えられるよう設計した。UX(ユーザーエクスペリエンス)やUI(ユーザーインターフェース)に向けた取り組みも強化している。社員の顔も紹介し、安心感を訴求している。

「ユーザーとの距離感を大事にしている」(道端社長)とし、ライブ配信や動画なども積極的に活用して、睡眠の大切さを発信している。サイトに商品を掲載したいというメーカーからの引き合いも増えているという。

情報発信とECだけでなく、情報を伝えた後の行動が重要とみる。睡眠情報のさらなる構築やアプリなどの開発も検討している。BtoBへの領域にも進出しており、企業ごとの睡眠診断や、睡眠を主体した住まいの設計、スマートシティーなどにも参画。睡眠不足という社会問題の解決に向けてささまざまな形で取り組んでいく。


「zzzLand」
https://www.zzz-land.com/shop/default.aspx

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