2021.01.31

産直EC「食べチョク」、音声SNS「Clubhouse」で毎日配信 生産者のファン作りを支援

産直EC「食べチョク」を運営するビビッドガーデンは、音声SNS「Clubhouse」で『農家漁師の井戸端会議 #食べチョクハウス』を毎日配信している。生産現場の実情や各地域の特性、旬の食材や美味しい食べ方などを生産者とともに配信していくことで生産者のファン作りを支援している。

【<画像9点>「食べチョク」の「Clubhouse」配信の様子・感想、その他の「食べチョク」の取り組み】

「Clubhouse」は音声のみでコミュニケーションできるSNS。国内では現在、iOSアプリのみで利用できる。ユーザーは招待制でしか参加できないが、新しい形のSNSとしてユーザーは爆発的に増えている。「食べチョク」ではこの話題のSNSを活用して、新たな情報発信に取り組んでいる。

「Clubhouse」上でビビッドガーデンの秋元里奈代表や「食べチョク」スタッフがトークルームを毎日、開設している。秋元代表や「食べチョク」スタッフ以外に、生産者が話者(スピーカー)として参加し、生産現場の実情や各地域の特性、旬の食材や美味しい食べ方などを語る。生産者は「食べチョク」に登録・出品していない人でも参加可能だという。


秋元代表のアカウント(@akirina)をフォローすると配信の通知が届く 

気楽に生産者や消費者が集まり、お互いを身近に感じながらカジュアルに話す場を作りたいという思いのもと、『農家漁師の井戸端会議 #食べチョクハウス』と名付け、この取組を開始した。毎日30分〜2時間ほどライブ配信する予定だという。

【直近の配信日程】
1月31日(日) 20:00〜
2月1日(月) 20:30〜
2月2日(火) 20:00〜
2月3日(水) 21:30〜
2月4日(木) 20:00〜
2月5日(金) 20:00〜

「食べチョク」は1月28日から3日間にわたり、音声SNS「Clubhouse」で「生産者さんと話す部屋」を運営してきた。そこでは生産者の自己紹介や、生産現場の実情や悩み、各地域の特性、生産のこだわりなどを発信し、毎回100人以上の方が聴取したという。『農家漁師の井戸端会議 #食べチョクハウス』を通して、生産者の声を日常的に配信することが、一次産業への理解促進や生産者のファン作りにつながると考え、毎日実施することを決めた。


1月30日に配信した「#食べチョクハウス」の様子


『農家漁師の井戸端会議 #食べチョクハウス』に参加したハナウタカジツの片山さん(熊本県、柑橘農家)は、「『農家漁師の井戸端会議 #食べチョクハウス』 は、講演を聞くというよりも、参加者同士のやりとりの臨場感があり楽しいです。また全国各地の生産者さんとも繋がることができるため、これまで黙々と行なっていた果物の箱詰めも『Clubhouse』で話しながらやると、あっという間に進むようになりました。 また音声のみのアプリなので、顔を出すプレッシャーもなく参加しやすいです。それから『Clubhouse』はPR下手な生産者さんのプレゼンスキルの向上にもつながると考えています。自分たちのことを知らない人に対してわかりやすく短く話をまとめる練習になるのではないでしょうか」と話す。

YOZEFARM 後藤さん(栃木県、アスパラ農家)は、「もともと交流があったとしても『Clubhouse』だとより、身近にそしてフランクに話ができ、いっそう親近感がわくように感じます。 また、農業や漁業に関心があるけど、なかなか生産者と交流のきっかけがないような方にとっても気軽に交流するきっかけになるような場としても期待できそうです」と感想を述べている。


「食べチョク」
https://www.tabechoku.com/

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