メルカリ、「持ち物リスト」機能を提供 家庭に眠る資産の可視化と出品をサポート

メルカリは3月9日、家にある物の推定販売価格をリスト化し、出品がより簡単になる「持ち物リスト」機能の提供を開始した。各家庭に眠る「かくれ資産」の可視化をサポートする。

持ち物リストは、条件を満たした「持ち物」のリストアップと推定販売価格の表示による自宅に眠る資産の可視化に加え、出品時の手間の軽減効果も備える機能。同機能の提供により、多くの不用品が家庭に眠る現状がある一方で、「出品に興味はあるけれど、何が売れるかわからない」「出品したいけれど、使い方がわからない」といった悩みを抱えるユーザーへの対応を図る。

「持ち物リスト」機能にリストアップされる物の条件は①過去に「メルカリ」内で購入した商品②写真を撮るだけで相場と売れやすさがわかる「売れるかチェック」機能を使用して撮影した持ち物③提携するECサイトから「メルペイ」を使用して購入した商品（※今春より提供開始予定）ーーの3点。

リストアップされた持ち物には、過去の相場データやAIから予測した売れやすい価格が表示され、出品時の参考にできる。また、ECサイトから「メルペイ」で購入した商品を出品する場合、写真と商品の状態以外の情報が全て自動で入力され、より簡単に出品が可能となる。本機能はiOSより先行導入し、Androidは順次対応予定となっている。