2021.01.29

GMOペイメントゲートウェイ、サービス・コンテンツ向け後払い決済「こんど払い」がオンライン寄付でも利用可能

決済関連サービス及び金融関連サービスを展開するGMOペイメントゲートウェイは1月25日、サービス・コンテンツ向け後払い決済サービス「こんど払い byGMO(以下、こんど払い)」の提供領域を拡大し、オンライン寄付領域での利用を可能にした。オンラインにおける後払い決済の利用シーンを拡大し、利用者にとってより便利な決済環境の提供を図る。

「こんど払い」は、サービス・コンテンツ事業者を中心に提供する後払い決済サービス。"いま買って、こんど払おう"のコンセプトのもと、「電話番号・メールアドレスの認証による決済」と「利用料金はまとめて翌月コンビニ払い」による後払いを可能にする。2020年5月から提供を開始しており、デジタルコンテンツやゲーム事業者を中心に利用をされている。

今回の提供領域の拡大により、オンライン寄付領域への「こんど払い」の提供が可能となり、1月25日よりミクシィが設立した一般財団法人アスリートフラッグ財団の運営するスポーツギフティングサービス「Unlim」への提供を開始した。「Unlim」は、個人が財団を通してアスリートやチームを金銭的にサポートすることを可能にするスポーツギフティングサービスで、「こんど払い」の導入により「Unlim」を利用する個人(寄付者)は、後払いによる寄付という新しい形でアスリートやチームを応援することが可能となった。


「Unlim」を通してアスリートやチームを支援

国内の後払い決済市場は堅調に拡大を続けており、2018年度には前年比30%増となる5720億円に到達、2023年度には2兆円に達すると予測されている。EC物販分野を中心に後払い決済の導入が広がるなか、GMOペイメントゲートウェイの総合決済サービス「PGマルチペイメントサービス」を利用する事業者から、サービスやコンテンツにも後払い決済を導入したいという要望が寄せられるようになっていたという。こうした状況を受け、サービス・コンテンツ利用においても利用者の支払手段として後払い決済を導入できる「こんど払い」の提供を行っており、利用者にとってより便利な決済環境を提供するべく、今回の提供領域の拡大に至ったとしている。

GMOペイメントゲートウェイは今後も、各種対面サービスやアミューズメント領域等へ「こんど払い」の提供領域を拡大していく考えを示した。

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