2021.01.26

KDDI、化粧品ECモール「NOIN」に出資 オンラインカウンセリングなど新たな購入体験の創造目指す

KDDIは1月26日、有望なベンチャー企業への出資を目的としたファンド「KDDI Open Innovation Fund 3号」(グローバル・ブレイン運営)を通して化粧品ECプラットフォーム「NOIN(ノイン)」を運営するノインに出資した。KDDIとノインは「NOIN」のメインユーザーである20~30代の女性向けに、オンラインカウンセリングの導入など化粧品ECにおける新たな購入体験の創造を目指す。

EC市場の拡大により、日用品などはオンライン購入が一般的となったが、化粧品についてはオンラインの購入比率が約6%と低く、対面のカウンセリングが可能な店舗での購入が中心となっている。一方、新型コロナウイルス感染症の影響により、外出自粛期間中はスキンケア商品などを中心にオンライン購入比率が約64%(ノイン調べ)に上昇するなど、今後オンライン販売の拡大が期待されている。


ノインが実施した「外出自粛期間前後の化粧品購入に関する意識調査」の結果

ノインが運営する化粧品ECプラットフォーム「NOIN」は1万5000点を超える商品を取り扱っている。メイクアップ術やメイクの悩みを解決するオリジナル記事の提供などを通じ、バリエーション豊かな商品の中から顧客に適した化粧品を見つけることができるという。


1万5000点を超える商品を取り扱う「NOIN」

「NOIN」のアプリの累計ダウンロード数は250万を突破し、月間アクティブユーザー数も10代から30代前半の女性を中心に約100万ユーザーを超えるなど、実績を伸ばしている。プライベートブランドとして、ヘアオイル「tioo (ティオ)」、トレンドのメイクアップアイテム「söpö (ソポ)」 を開発・販売し、「söpö」は全国のファミリーマート店舗でも販売し、話題を集めている。

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