2021.01.24

大麻草由来の成分「CBD」含有製品を販売するGreen、店舗の製品体験でECサイトへ集客

荘司晃久社長

大麻草由来の成分「カンナビジオール(CBD)」を含有した製品を販売するGreenは2020年9月に、ECサイトを開設した。店舗での製品体験を通じ、EC利用者を増やしている。

グリーンは、アプリの開発と展開を主力事業としていたが、BtoCマーケティングを新たに始めようとCBD事業に参入した。荘司晃久社長は、「日本では、CBD市場が成熟してなく、市場でのシェアを広げることができると確信した。また、私自身も多くのCBD製品を使用することでさまざまな体感があった」と振り返る。

東京・東日本橋にある店舗ではさまざまなCBD製品が体験できる。製品体験は30分1000円から。グミ、オイル、ベープ、バームなどが対象だ。1回の体験で50~60ミリグラムのCBDを摂取できるとしている。用意している製品は50品目以上となる。新型コロナウイルスの感染防止のため、店舗への入店は2月7日まで予約制にしている。

cbd
CBD製品を体験できる店舗

ECサイトでは、店舗で体験できるCBD製品50品目を販売している。店舗に訪れた顧客の5割以上がECのユーザーになっているという。ツイッターやインスタグラムなどのSNSを中心に認知拡大を図っている。それぞれ1日3~5回のペースで情報を発信。製品のことだけでなく、顧客のインスタグラムの投稿を口コミとしてストーリーズにアップロードして、店舗とECサイトへの集客につなげている。

今後は、ECサイトと連動したアプリ開発に取り組む。アプリをダウンロードした顧客の性別、年齢、購入情報などをもとにセグメントした商品情報の発信に力を注いでいく。


「CBD STORE GREEN」
https://greenstore.jp/

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