2021.01.25

「21年はユーザーファーストの決済の導入とセキュリティー強化を」SBペイメントサービス 長田直樹部長に聞く

SBペイメントサービス 長田直樹 営業推進部 部長


不正検知サービスを手軽に導入 


――2021年のオンライン決済市場はどうなると予測しますか?

2021年は、オンライン化の流れが加速度的に進むことになるでしょう。「コロナはいずれ収束する」と考えて2020年はオンライン対応しなかった企業の中にも、2021年はオンライン化を進めるという企業が多いはずです。物販はもちろん、フィットネスや医療、教育など、さまざまな業態でオンライン化が進むと考えています。

業種・業態によって、ユーザーがオンライン利用するシーンは異なりますから、それぞれの業種・業態によって、最適な決済手段の提案を行うようにしています。当社では、ユーザーにとって使いやすい、「ユーザーファースト」の決済手段を、提案するようにしています。どんな業態にも有効な決済手段が、いわゆる「○○ペイ」です。特に、ユーザー数が圧倒的に多い「PayPay(ペイペイ)」を導入するのが、どんな事業者にとっても望ましいといえるでしょう。

さまざまな決済手段をサイトに導入するのは、サイトで商品・サービスの購入を検討するユーザーの背中を押す、最後の一手といえます。せっかくいい商品・サービスでも、サイトにお客さまの求める決済手段がなければ、購入の手前でサイトから離脱してしまいます。
事業のオンライン化には、特有のリスクもあります。それは、不正購入によるチャージバックです。盗まれたクレジットカード情報を基に、悪意の第三者が商品を不正に購入します。その結果、事業者にチャージバックが発生するというケースが、近年特に増えています。

当社では、加盟店に対して、不正な決済をAIが検知するサービス「AI不正検知」を提供しています。年間数億件を超える決済データから、AIが過去の不正パターンを学習しており、悪質なユーザーによる不正利用のリスクをスコアとして算出するのです。もしユーザーに成りすました悪意ある第三者が、クレジットカードを勝手に使おうとしても、サイト上のふるまいから、不正を事前に検知します。不正を検知したら、ブロックしたり、3Dセキュア認証を表示したりして、セキュリティーを強化します。セキュリティーのレベルは、加盟店がコントロールできます。

「AI不正検知」は、一部無料で提供しています。まずは、当社のオンライン決済サービスについて、お問い合わせください。



<SBペイメントサービスのAI不正検知サービスページ>
https://www.sbpayment.jp/solution/security/ai_fraud_detection/

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