2021.01.22

【編集部が選んだ在宅商品とは】 「おうち時間」新たな過ごし方が続々


【おうち外食で支援広がる】食材廃棄削減をECで応援


緊急事態宣言で外出自粛が続く中、業務用食材を卸売りする企業による食材廃棄が社会問題になっている。こうした社会課題を解決する手段としてECを活用する動きが活発化。普段は購入することができない外食店の食材を自宅で楽しむことができる商品を充実させている。「おうち外食」を通じて、廃棄ロスという社会課題の解決と外食店の支援につなげようとする試みだ。

地域限定の生鮮品ECモール「センチョク」を運営するフードサプライは年明けから相次いで外食支援を打ち出している。1月7日には、期間限定で黒毛和牛を卸価格で販売する企画を実施。1月13日には国産本マグロも販売し、解体の様子を公式ユーチューブでライブ配信した。

ECでは「初めて」(同社)という豊洲市場に当日並んでいる商品を当日届ける。卸業者から直接仕入れているため、「新鮮な状態で購入できる点が他のECにはない強みだ」(向井昇氏)と話す。

また、「塚田農場」を展開するエー・ピーホールディングスは、自社ECサイト「おうち塚田農場 産直便」で人気の地鶏鍋セットなど全商品の10%引き販売を開始した。会計時にクーポンコードを入力すれば利用できるキャンペーンを期間限定で展開する。


「おうち塚田農場 産直便」で全商品の10%引き販売を開始

産直EC「食べチョク」を運営するビビッドガーデンは1注文につき最大500円を負担する「巣ごもり応援プログラム」を開始。「打撃を受けている生産者の新たな販路拡大を目指す」(同社)としている。

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