2021.01.21

アマゾンジャパン、仕分け施設を稼働 海外出品者商品の物流を円滑に

アマゾンジャパンはこのほど、千葉・埼玉・大阪の3府県に、アマゾンの物流の中間拠点となる「仕分けセンター」を開設したことを明らかにした。商品の管理・発送を行うFCセンターと、ラストワンマイルの配送拠点であるデリバリーステーションの中間の位置づけだという。海外出品者の商品を一時保管する倉庫としても機能しているとしている。
 
アマゾンジャパンが開設した「仕分けセンター」は、2020年11月中旬から下旬にかけて順次稼働を開始した。千葉の「市川ソートセンター(SC)」、埼玉の「川口SC」、大阪の「茨木SC」の3拠点がある。
 
アマゾンジャパンによると、仕分けセンターは、巨大物流拠点であるFCセンターから、各地域のデリバリーステーションまで商品を輸送する際に、一時的に在庫を保管する目的で使用するとしている。これまでも、全国各地に仕分けセンターを設置していた。輸送をより円滑にするため、3拠点を新設することにしたという。コロナ前の2019年中から稼働を予定していたとしている。
 
3拠点では、海外から国内のアマゾンに出品された商品が、一時的に保管されている。海外出品者の商品は、仕分けセンターを経由し、全国のFCセンターへと送られるとしている。

RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事