2021.01.22

【DX特集〈「Bカート」導入事例〉】 丸冨士、製菓・製パンの原材料の卸を展開 BtoB専用の設計が魅力

倉石匡啓社長



使いやすさが導入の決め手

 
ECサイトの開設にあたり、数社のECカートを比較検討した結果、2017年にDai(ダイ)の「Bカート」を導入した。「BtoB専用に設計されている点やシンプルで知識がなくても使うことができた」(倉石社長)点が導入の決め手だったという。

ECサイトへの新規集客はSEOが中心。検索から流入するケースが多く、「BカートがSEOに強い仕組みになっている」(倉石社長)ことも魅力だった。

コロナ禍による需要増加もあり、2020年4月にECサイトの月間の売り上げが1000万円を超えた。取扱商品も食品全般に広げたところ、ECサイトでの売り上げ向上につながったという。倉石社長は「ECサイトが新たな販路開拓につながった」と話す。

対面での営業の際にも、ECサイトを見せながら提案したり、商品をその場で探すことができるため、有力な営業ツールとなっている。今後は、菓子が自宅で作ることができるキットなどの販売も検討しており、5年以内に年商10億円を目指す。


【「Bカート」サービス概要】

「Bカート」は、BtoBの受発注業務をEC化するクラウドサービス。BtoB特有のさまざまな商習慣に標準対応している。カスタマイズが不要ですぐに利用できる。中小企業から上場企業まで、800社以上の導入実績がある。現在30万を超える事業者がBカートで発注を行っている。稼働まで最短3日、月額9800円からスモールスタートすることができる。

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