2021.01.17

アーケードトーキョー、酒とおつまみのサブスク「酒ツーリズム」開始

アーケードトーキョー商店街長 Bench Susumu Sasaki氏

アーケードトーキョーは2020年9月、運営する自社ECサイト「アーケードトーキョー」内で、「おうちでお酒と旅をしよう!」がコンセプトのサブスクリプションサービス「酒ツーリズム」を開始した。

「アーケードトーキョー」は、東京に集まる面白い、モノやコトをオンライン上で「商店街」という形で見せる場だという。

全国各地の酒蔵と提携する「日本酒バル 青二才」が提供する「酒ツーリズム」は、「美味(うま)い酒」と「まるで旅行感覚で楽しめる食品の詰め合わせ」のセットが毎月1回届くサブスクサービス。月額費は、送料込みで税込9000円。

「酒ツーリズム」は、アーケードトーキョーと青二才が毎回企画を練って、異なるテーマで提供している。そのため、届く商品の内容が毎回大きく変わる。おつまみの詰め合わせは「酒ツーリズム」のためだけに毎回開発しているという。全国の日本酒数本と、酒に合う食品数点を、自宅で楽しむことができる。


「酒ツーリズム」第3弾「酒ヌーヴォー10セレクト」

2020年12月までに全4弾を展開した。各回のテーマは、「今年最初で最後の夏祭り―秋の夏酒」「日本酒とスパイスの旅」「酒ヌーヴォー10セレクト」 「おうちでトリップ、日本酒鍋と楽しむ熱燗の旅」となっており、バラエティーに富んでいる。

集客はSNSで行っており、インスタグラムからの流入が特に多いという。

「青二才」は同サブスクについて、「コロナ禍の中、日本酒の酒造は、厳しい販売状況に直面しており、継続が危ぶまれるケースも出てきている。日本酒文化を盛り上げるために、サービスのリリースに至った」としている。

「酒ツーリズム」のおつまみには毎回、製麺会社の大成食品と共同開発した、「神焼きそば」が入っている。味付けは毎回変えている。商品は「アーケードトーキョー」内でも発売予定だという。


アーケードトーキョーのサイト

今後も随時、さまざな企業とのコラボ商品を発売するとしている。

「コロナでリアル店舗の活動が制限される中、『アーケードトーキョー』を、共通の価値観を持つ人々が集まる場にし、参加する企業や人の輪を広げていきたい」(アーケードトーキョー商店街長・Bench Susumu Sasaki氏)と言う。


「アーケードトーキョー」
https://arcade-tokyo.com/

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