フィットネス用品ブランド「STEADY」、キャビンアテンダント社長がECでも「おもてなし」

フィットネス用品ブランド「ステディ」をEC展開するマドゥレスの山田祐希社長は、同社の経営ともに、国際便のキャビンアテンダント(CA)としても勤務している。CA歴は8年以上。フライトで培ってきたおもてなしの接客サービスをECサイト運営にも活かし、売り上げを拡大している。

業務のマニュアルや教育などは、山田氏が作成し、動画なども用いて顧客対応している。非対面が求められる時代にも対応できるように取り組んできた。

同社はもともと、アパレルや雑貨のアイアムを軸に展開してきたが、山田氏が代表に就任した2018年以降、フィットネス用品の販売にシフトした。

展開するフィットネスブランド「ステディ」は、販路を拡大して、現在はアマゾン、楽天市場、ヤフーショッピング、auPAYマーケット、自社ECサイトの五つのチャネルで展開する。2018年3月に開設した自社ECサイトは「ショピファイ」を使用して構築している。

2018年から販売しているフィットネスバイクは販売台数が累計11万台と人気を集める。フィットネスバイクを進化させた「背もたれ付きフィットネスバイク」や「ミニフィットネスバイク」など、新商品も販売展開している。