2021.01.14

「リコメン堂」のジェネレーションパス、売上30%増の126億円 コロナ禍でインテリアなど販売増

幅広い品ぞろえを誇る「リコメン堂」

ECサイト「リコメン堂」の運営などを行うジェネレーションパスの2020年10月期における連結売上高は、前期比30.3%増の125億9700万円だった。家具や家電、インテリア、アパレルなど幅広い商品を取り扱っているが、コロナ禍の巣ごもり需要の拡大を受け、売り上げ拡大に成功したという。

EC事業とECサポート事業を手掛けるECマーケティング事業の売上高は、同29.9%増の99億100万円だった。EC事業では、主力商品であるインテリア関連商品に加え、感染予防用の日用雑貨、リモートワーク関連商品も好調に推移した。前年に消費税増税の駆け込み需要の影響で売り上げが伸びた9月を除き、すべての月で前年を上回った。

コロナでEC参入企業が増える中、ECサポート事業も好調だった。ECサポート事業をメインに行う子会社のカンナートも過去最高の売り上げを記録した。ジェネレーションパスとのシナジー効果が発揮され、利幅の大きい大型案件が増加しており、 ECサポート事業の受注単価も上昇傾向にある。

商品企画関連事業は同29.8%増の26億700万円だった。ベトナム子会社を立ち上げるなど投資が先行したものの、国内や中国子会社が好調に推移し、増収を維持した。

連結業績における営業利益は同1128.5%増の2億4400万円、経常利益は同616.2%増の2億2000万円、当期純利益は同521.0%増の1億1700万円だった。

2021年10月期の業績予想はコロナ禍の影響を予測するのが困難であるため、開示を見合わせた。

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