2021.01.09

シェア買いアプリ「カウシェ」、「販売支援プロジェクト」で緊急事態宣言期間中の販売手数料を無償化 出金期間も短縮

X Asiaは1月7日、シェア買いアプリ「カウシェ」において、販売手数料や初期費用の無償化などを含む「販売支援プロジェクト」を開始した。急拡大する新型コロナウイルスの流行および、同日再発令された緊急事態宣言を受け、経済的に打撃を受ける事業者を支援する。

「販売支援プロジェクト」では、コロナによる経営状況悪化により資金繰りがひっ迫される事業者がいることを踏まえ、通常10%の販売手数料の無償化、商品発送の翌営業日に入金する即入金対応を実施する。新規申込事業者に対しては、初期費用を無償化し、応募から3日以内の商品の掲載・販売開始のサポートも行う。「販売支援プロジェクト」の実施期間は、2021年1月7日~2月7日(緊急事態宣言発令期間)となる。

2020年4月7日に発令された緊急事態宣言の実施において、期間中の実質国内総生産(GDP)が前期比8.3%減と、戦後最悪の落ち込みとなった。今回発令された緊急事態宣言においても、不要不急の外出が控えられ、飲食店の営業時間が更に短縮されることで、民間のシンクタンク5社が発表した数字によると、個人消費が大きく減少し、年間のGDPがおよそ0.3%から0.88%(金額にすると1兆4000億円から4兆8900億円)落ち込むと予測されているとし、コロナ禍で経済的に打撃を受ける事業者たちを支援するため、「販売支援プロジェクト」の実施に至ったとしている。

シェア買いアプリ「カウシェ」は、ショッピングの醍醐味ともいえる「この商品、よくない?」「一緒に買おうよ!」といったコミュニケーションを、オンラインで実現するショッピングアプリ。ユーザーは商品を選び、割引価格での購入を決定後、その情報をSNSでシェアする。友人や家族など、1人以上が同商品の購入を決めると「シェア買い」が成立し、定価の最大70%引きというお得な値段で商品を手に入れることができる。

過去の販売実績では、シェア買いへの参加人数(1人がシェアしたURLを通してシェア買いした人数の合計)が190名にものぼる事例もあり、「カウシェ」を通したシェア買いにおいて、たくさんの人への販売が見込まれること、またシェア買いの過程においてSNS上で商品情報が拡散されることにより、認知拡大を狙うことができるとしている。


「カウシェ」
https://kauche.com/

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