2020.03.05

【‶越境EC″総力特集2020】TTU、中国に加え台湾向けも 月商1億円超の支援先も

春名洋希社長

TTU(ティティユー)は、中国に加え、台湾向け越境EC支援で実績を伸ばしている。中国、台湾の双方に販売し、月商1億円を超えた支援先もある。美容・健康食品の支援実績は多いが、アニメグッズなど商材の幅も拡大。2019年の売上高は前年比5倍に拡大している。

中国の大手メッセージアプリ「WeChat(ウィーチャット)」上にECサイトを構築できるサービス「WeMart(ウィーマート)」を提供している。低コストで中国向けECサイトを開設でき、運営代行サービスも提供している。

「中国の大手モールに依存しないで販売できる手法として興味を持っていただいている。ある大手エンターテインメント企業は、スモールスタートしたいと相談を受け、『WeMart』で販売サイトを開設。『ビリビリ動画』という日本の『ニコニコ動画』のような動画メディアでプロモーションし、早期に月商数百万円の規模になった」(春名洋希社長)と話す。

クライアントのニーズに応じて、台湾向けの越境ECも支援している。台湾向けはパートナー企業と組み、TTUが戦略立案やマーケティングを支援している。

「後発だが台湾向けも伸びている。中国と同じ売り上げ規模まで拡大している」(同)と話す。

今後は韓国や東南アジア向けの販売支援も行っていく予定だ。「WeMart」は現在、日本語と中国語に対応しているが、今後は韓国語や英語にも対応する計画だ。

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