2020.12.27

東京都、楽天やBASEでの出店を支援コロナ禍の特産品販売事業者を支援

東京都はコロナ禍における東京の特産品の販路拡大を後押しするため、東京の特産品を取り扱う中小企業などのECサイト活用を支援する「ECサイトの活用による東京の特産品販売支援事業」を実施する。

東京の特産品を取り扱う中小企業がECモール「楽天市場」へ新規出店する場合、出店料の2分の1の金額(上限15万円)を東京都が負担する。

「BASE」を活用した自社ECサイトの新規開設も支援する。「BASE」活用の初期費用などは不要、開設時のサポートをきめ細かく実施する。さらにショッピングサイト「JTBショッピング」内に東京の特産品の特設ページを開設し、「BASE」で自社ECサイトを開設した事業者の特産品をPRする。

「楽天市場」、「BASE」で出店する事業者が初めて取り組む方も参加できるよう、出店前の準備から出店後の販売力向上まで、相談窓口やセミナーなどを通じてきめ細かなサポートを実施する。特設ページを活用したプロモーションも展開する。

対象となるのは、都内に本店、支店を登記している中小企業者(会社及び個人事業者)、一般財団法人、一般社団法人、特定非営利活動法人(NPO法人)、中小企業団体など。東京都知事が指定する伝統工芸品を製作しており、かつ都指定品目の産地組合に所属する事業者。都内区市町村が認定する伝統工芸品を製作する事業者。

さらに東京の特産品を取り扱っていることが条件になる。農林水産物(加工食品を含む)、消費者向け工業製品など東京の特産品を取り扱っていることが必要だ。

募集企業数は「楽天市場」への新規出店者200社程度、「BASE」による新規開設者300社程度。さらに「楽天市場」や「JTBショッピング」に開設する特設ページへ東京の特産品の掲載を希望する既存出店者の募集も行う。

募集期間は2020年12月25日~2021年2月19日。募集企業数に達した場合には、募集期間中でも募集を終了する。

RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事