2020.03.05

【”集客”成功のメソッド】 「カサネオ」店舗を活用しファン獲得

菓子の販売を手掛けるシュゼット・ホールディングスでは、2019年3月から実施している店舗での商品受け取りサービスの利用者が拡大している。

同社はティラミスなどに特化したECサイト「シーキューブ」や、フィナンシェ専門のECサイト「アンリ・シャルパンティエ」など複数のブランドをネットで展開している。

2019年3月からは、ミルククレープのブランドのECサイト「カサネオ」で、店舗での受け取りサービスを開始した。24時間いつでも注文を可能にした。特に男性のファンが増えているという。仕事帰りに家族にプレゼントする用途などで、店舗受け取りを利用する人が増えている。男性ファン獲得につながっていると見ている。

顧客の要望に合わせて、のしのオプションも選択できるようにしている。現在、店舗では21品の受け取りが可能。阪急梅田店と小田急新宿店、東部池袋店にある3店舗で対応している。週2回の頻度で、新商品や送料無料キャンペーンなどの情報をメルマガで配信している。インスタグラムでは、新商品の情報だけでなく、コンクールに受賞したトピックなどさまざまな情報を配信し、商品やサービス内容を伝えている。

シーキューブ営業企画課の高橋美絵課長は「店舗での受け取り対応で、ECの利用者は確実に増えている。新商品の企画や新しい企画でさらにECの利用を促していく」としている。


「カサネオ」

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