2020.12.25

「LINE FRIENDS」のプログラミング用コーディングロボットを発売 ロボットを使った「LINE entry」公式教材も

LINEは12月24日、LINEみらい財団が提供する無償のプログラミング学習プラットフォーム「LINE entry」と連携したコーディングロボットを発売した。それに伴い、「LINE entry」初となる、ロボットを使って学習できるプログラミング公式教材を追加した。子どもたちが楽しみながら、自由な発想でプログラミングに取り組める環境づくりに貢献する。

情報モラル教育やプログラミング教育の充実に向けた活動を行うLINEみらい財団は、扱いやすい「ビジュアルプログラミング」や、親しみのある「LINE FRIENDS」キャラクター等を採用し、初めてプログラミングにふれる子どもたちでも楽しみながら学習できるプログラミング学習プラットフォーム「LINE entry」の無償提供を行っている。またその中で、小学校の授業で使用できるよう学年・教科ごとの内容で制作した公式教材や、家庭での学習に活用できる家庭向け教材等も無償で展開している。

今回発売したコーディングロボットは、実際にモノを動かす経験を通してプログラミングの楽しさをさらに知ってもらおうと、教育用ロボットメーカーのRobomationと共同開発したもの。「LINE entry」につなぎ、作成したプログラムで動かせるほか、付属のコマンドカードでプログラムを作り、パソコンを使わずにロボットを動かすこともできる。コーディングロボットは、「LINE FRIENDS」キャラクターのブラウン、サリーの2種類があり、価格は1万5800円(税別)。加賀ソルネットにおいて販売される。また、LINEみらい財団は、各地の小学校で行っている出前授業でロボットを使用した授業を行うほか、申し込みのあった学校に対してロボットの貸出しを行う予定としている。



ロボットの販売に伴い「LINE entry」では、ロボットを使ってプログラミングを学習する新たな公式教材や、これまで提供してきた公式教材にロボットのコーディング要素を取り入れた「ロボット版」を追加している。

LINEみらい財団は、LINEがCSR活動の一環として取り組んできた一連の教育活動における知見やノウハウをより広域的・永続的な活動とするため2019年12月に設立。情報モラル教育やプログラミング教育の充実に向けた活動等に取り組んでおり、未来のデジタル社会をより良いものにするための担い手の育成を目指し、プログラミング学習プラットフォーム「LINE entry」を提供している。



「LINE entry」では、直感的にプログラミングを学べるビジュアルプログラミングのソフトウェアや、LINE entryオフィシャルインストラクター(LINEみらい財団が認定するプログラミング教育の専門講師)が学校のプログラミングの授業をサポートする出前授業、学校の授業で簡単に使えるオリジナル教材などの無償提供行っており、LINEみらい財団は今後もツールや教材などのコンテンツの充実を図り、学校や家庭で子どもたちが楽しみながら自由な発想でプログラミングに取り組める環境づくりに取り組んでいくとしている。

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