2020.12.22

EC総合支援『いつも』が東証マザーズ上場 初値は2.3倍、サイト構築から運営まで一括支援

上場セレモニーに参加するいつもの役員。中央が坂本守社長

EC総合支援のいつもは12月21日、東京証券取引所マザーズに上場した。上場初日は買い気配のまま取引を終えたが、翌22日に公開価格1540円の2.3倍にあたる3610円で初値をつけた。EC市場が拡大する中、モール出店やサイト構築といったEC事業の始まりから、マーケティング、物流、サイト運営などの運営支援まで一気通貫で支援できる点がマーケットからも注目を集めている。

いつもは2007年に創業し、延べ契約案件数は9582件(2020年7月17日時点)にのぼる。EC事業のコンサルティングだけでなく、売り上げを高めるための運営やマーケティングを支援できるだけでなく、物流やコールセンターなどのバックヤードの支援までカバーできる。特に楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなど大手ECモールの運営ノウハウに強みがあり、大手メーカーや地方の中小企業まで事業規模に合わせた支援を行ってきた。


いつも 坂本守社長

2020年3月期の売上高は、前期比19.5%増の52億6100万円だった。2021年3月期の売上高は、同53.8%増の80億9000万円を見込んでいる。コロナ禍でEC参入が増える中、いつもも成長を加速している。


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