2020.12.17

ユーグレナ、ファンドと共同でキューサイ買収 来年1月29日付、通販ノウハウ吸収狙う

ミドリムシを原料にした健康食品や化粧品の通販・ECを展開するユーグレナは2020年12月15日、大手健康食品通販のキューサイを2021年1月29日付で買収すると発表した。ユーグレナと、アドバンテッジパートナーズがサービス提供するファンド(以下APファンド)、東京センチュリーの3社が共同で買収する。ユーグレナは買収金額について明らかにしていないが、一部報道によると、買収金額は約400億円だとしている。
 
1月29日付で、ユーグレナ、APファンド、東京センチュリーの3社は、キューサイの全株式を保有する、コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスから、共同出資する特別目的会社を通じて、全株式を取得する。



1年以内をめどに、ユーグレナがキューサイを連結子会社化する方針だ。12月15日に開かれた、取締役会で合意したとしている。
 
ユーグレナはキューサイの株式を取得することについて、「キューサイの通販のノウハウを学びつつ、当社のベンチャーの独自性やチャレンジ精神を融合する」(出雲充社長)としている。
 

ユーグレナの主力商品


キューサイの主力商品

キューサイは、買収する3社と共同で、顧客が加齢と上手に向き合う「ウェルエイジング支援カンパニー」を目指すとしている。

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