2020.12.11

【記者コラム】ライブ配信を記事にしてみて

「日本ネット経済新聞」12月10日号で、住設・インテリアEC事業者によるライブコマース(ライブ配信)について記事を書きました。

このテーマにしたのは「住宅商材は、写真の訴求や提案力は強いけど、動画はどうだろうか」と思ったことがきっかけ。住宅商材を取材してきた中で、動画の取り組みについては、まだ追っていなかったことも理由の一つです。

動画の取材で分かってきたのは、「課題が山積み」「検証段階中」ということ。動画配信の手法においては「動きが必要である」「配信時間」「狙ったものがうまくいくとは限らない」「一方通行の配信はNG」がポイントでした。この4つは、日々のトライアンドエラーで因果関係が分かってきたようです。もう少しすれば、何が良くて何がダメなのか、具体的に分かってくると思うので、引き続き各社の動向に注目していきたいと思います。

住宅商材は通常の物販とは違う側面を持っていると私は思います。記事にも掲載しましたが、「想像」が必要な商材が多いことです。室内に、その商材を置いた時のイメージを視聴者に伝えないと購入には至らない。アパレルやテレビ通販と同じような配信では、視聴者には全く響かないのではと思っています。

では、イメージはどうしたら伝えることができるのか。配信と視聴者が画面上でやり取りし、それぞれが一体になって想像を膨らましていくことに商機があるのではないかと、現段階では思います。

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