2020.12.10

クルーズ、ファッションEC「SHOPLIST」再建 1年間で157の課題解決

限定アイテムもラインアップ

クルーズは11月12日、ファッションECモール「SHOPLIST(ショップリスト)」の立て直しプランを発表した。売り上げが伸び悩む「ショップリスト」を再成長させるために、157の課題を抽出し、2021年9月までにすべて解決する計画。課題解決後は、売り上げ成長率を30.0%、営業利益率を2.5%にまで引き上げたい考えだ。
 
「ショップリスト」事業の売上高は、2016年3月期に前期比49.8%増と拡大していた。しかし、年々増収率が下がり、2020年3月期の売上高は同1.5%減と減収に転じていた。2020年4-9月期(中間期)の売上高は、前年同期比4.5%増の67億8400万円だった。
 
ユーザーや出店企業へのアンケート、社内のヒアリングを通じで「ショップリスト」改善のための課題を集めたところ、総数は1500個になったという。その中から重要度の高い課題を157個に絞り、優先的に解決していく方針をまとめた。
 
優先課題の詳細は機密性が高いため開示していないが、課題を解決するとブランドが出店初日で過去実績の10倍を売り上げたり、ロイヤルユーザーを増やして年間購入単価や回数を高めたりできるという。
 
157個のうち、すでに31個は解決が見えており、2020年12月末までに13個、2021年3月末までに56個、同6月末までに27個、同9月末までに30個を完了する計画だ。

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