2020.12.09

「Shopify」、2021年コマーストレンド5つの予測 カギは「若者」「個人」「地域」

Shopify Japan マーク・ワング代表

グローバルなコマースプラットフォーム「Shopify(ショッピファイ)」を日本で展開するShopify Japanは12月9日、ショップのデータや消費者の調査から分析した「日本の消費者の購買傾向」と2021年に向けた「5つのコマーストレンド予測」を発表した。Shopify Japanのマーク・ワング代表が解説している。


【予測①】Eコマースの伸びに伴い若い消費者がビジネス環境を変えていく


新型コロナウイルスの感染拡大後、日本の消費者の42%が年初と比較してオンラインでより頻繁に買い物するようになった。中でも若年層(18〜34歳)は59%と高く、オンラインシフトを牽引している。



日本ではオンライン購買体験における最も重要な要素として「無料配送」が60%と支持されている。次いで「配達日に関する明確な情報」が38%、「迅速な返品対応」が33%とあった。

高年層の消費者(66%)は若年層(49%)に比べ「無料配送」がより良い購買体験を作ると回答した。



60%の消費者は「今の自分に最も大切なのはスピーディーな配送」と回答している。若年層(78%)の消費者は、この選択肢に対して他の年齢層よりも多くの割合で同意している。中年層では59%、高年層では51%だった。

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