2020.12.05

地域を選ぶだけで「食べ物の詰め合わせ」が届く新感覚ECサイト「じのもん」をリリース

D-innovationは12月3日、気になる地域を選ぶだけで「地域ならではの食べ物の詰め合わせ」が届くECサイト「じのもん」を開設した。商品内容は届くまで内緒となっており、「地域では愛されているものの地域外では知られていない食べ物」を日本全国に広げていくサービスとして、新感覚のEC体験を提供する。

「じのもん」は、利用者が気になる地域を選ぶと、その地域に精通した人が選んだ地域ならではの食べ物の詰め合わせが届くサービス。単に商品を販売するのではなく、「商品を通して食文化を知るワクワク」を提供するとし、商品内容は届くまで内緒となっている。「実際に手に取る/食べることで食文化の本質に触れる体験」を重視するべく、提供形態にこだわったという。



詰め合わせに入る商品は、各地域に精通したプランナーと共同でプランを作成。購入者が出会ったことがない商品・食文化との出会いを届けるとし、「地域では深く知られているが、地域外ではあまり知られていない商品」が多く含まれるという。さらに生産・製造者や地域プランナーから収集した情報をもとに作成するオリジナル冊子同梱し、商品を通して食文化を伝えることを目指す。

南北に長い日本では、地域ごとに様々な食文化が発展しており、他の地域から見ると「ナニソレ?」といったものも、その地域には深く根付き、愛されている。また、第一印象で感じた「ナニソレ?」という感情は、食べてみると「美味しい!」という感情に、その発祥の話を聞くと「ナルホド!」という感情に変化していくとし、「そのような食文化に触れる体験」を通して多くの方にワクワクを感じてほしいとの考えを示した。

一方で、昨今のコロナ禍では現地に訪れることも難しい状況であることに加え、地域に赴き、その文化に触れる体験をする機会を捻出することは簡単ではないとし、「気になる地域を選ぶだけ」で「地域ならではの食べ物の詰め合わせ」が届く新感覚ECサイト「じのもん」のリリースに至ったとしている。

第一弾として「秋田県横手市プラン」の低居を開始しており、プランは随時追加を予定しているという。また購入者から、地域PRの現状に対する意見などを収集し、「じのもん」というサービスにとらわれず、広く地域文化を浸透させるための取り組みを行っていく考えだ。


「じのもん」
https://jinomon.jp/

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