2020.12.04

【コロナ禍のファッションEC】フューチャーショップ、勝ちパターンでEC化支援 充実の外部連携やサポートが鍵

フューチャーショップ 執行役員 セールス・マーケティング部 統括マネージャー 安原貴之氏

フューチャーショップが提供しているSaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop(フューチャーショップ)」は、2019年の実績で導入店舗の約30%がファッション関連だ。コロナ禍においてファッションEC事業者のEC展開を強力にサポートしている。フューチャーショップが支持されている理由や、コロナ禍の導入企業の動向について聞いた。

ファッションEC事業者から、2018年9月に提供を開始したCMS(コンテンツマネジメントシステム)機能「commerce creator(コマースクリエイター)」が好評だ。ECサイトを構成する要素をパーツとして自由にレイアウトできるため、デザイン性が向上しただけでなく、新機能を迅速に追加できる点が魅力だ。

実店舗とECの顧客情報やポイント機能を統合でき、実店舗の在庫情報を表示できる「futureshop omni-channel(オムニチャネル)」を提供している点も好評だ。2019年4月に連携を開始したコーディネート(コーデ)投稿機能を中心とした販促支援サービス「STAFF START(スタッフスタート)」を導入するために、「futureshop」を導入する事業者もいるという。



今年7月にはインスタグラム(インスタ)の画像を自社ECサイトに活用できるソリューション「visumo(ビジュモ)」と連携した。ユーザーがインスタに投稿した画像を効果的にECサイトへ活用できるため、ファッションEC事業者に好評を得ている。



「『フューチャーショップオムニチャネル』を導入し、リアルとネットの会員データを統合。『スタッフスタート』で店舗スタッフのコーデ画像を投稿し、リアルとネットの相互送客を図り、『ビジュモ』でSNSを有効活用するのがファッションECの一つの勝ちパターンになっている」(執行役員 セールス・マーケティング部 統括マネージャー 安原貴之氏)と話す。

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