2020.12.02

Yper、特典付き『置き配バッグのサブスク』を開始 魅力的なサービスとして継続利用を促す

置き配バッグ「OKIPPA(オキッパ)」を提供するYperは12月2日、「OKIPPA」のサブスクリプションサービスと非日常体験キット「OKIPPA BOX」が利用できる新サービス「玄関前プラットフォームOKIPPA」のベータサービスをスタートし、サブスクへの申込み、およびOKIPPA BOXの注文受け付けを開始した。おうち時間がより楽しくなるサービスにより、玄関前の空間の利用価値向上を図る。

「玄関前プラットフォームOKIPPA」は、 非対面で荷物を受け渡しできる置き配バッグ「OKIPPA」をお得に継続利用できるサブスクリプションサービス「置き配バッグサブスクOKIPPA」と、おうち時間がより楽しくなる非日常体験キット「OKIPPA BOX」の2つのサービスを利用できるプラットフォーム。

「置き配バッグサブスクOKIPPA」は、消耗品としてではなく、簡易宅配ボックスとして長く「OKIPPA」を使い続けてもらうためサポートを付帯したサブスクリプションサービス。初期費用・設置工事不要ですぐに利用が開始でき、料金は月額270円(税抜)。上限3万円までの盗難補償が受けられる「置き配保険」の無料付帯バッグ本体や付属品が故障した場合の永久無料交換に加え、2年ごとに新品の最新柄OKIPPAバッグの提供や柄の選択なども提供予定となっている。またサブスク開始に伴い、「サブスクOKIPPA」を新規申込みした希望者に「食べチョク」クーポン300円分を合計1000枚プレゼントするスタートキャンペーンを実施している。


置き配バッグ「OKIPPA」セット

新しい生活様式に適した荷物受け取り環境として普及が進む「置き配」は、冬季の新型コロナウイルス感染症の再拡大も踏まえ、感染予防対策としても定着すると同社では見ているという。2018年9月にアプリ連動型の置き配バッグ「OKIPPA」の提供を開始して以来、利用者、配送会社、サービス提供会社それぞれの要望や課題を理解し、サービスを拡充しながら置き配環境の整備に取り組んできたとし、OKIPPAをより簡単に利用でき、より長く利用継続できるよう付帯サービスを拡充させた「サブスクOKIPPA」の提供に至ったとしている。

一方、「OKIPPA BOX」では、少し特別な体験でおうち時間がより楽しくなるアイテムをまとめたキットをサブスクメンバー限定価格で提供する。ベータサービスとなる今回は、外食と宅配の間にある新しい「おうちごはん」を楽しむキットとして、レンタル式の最新調理機器と厳選された食材で、ちょっと特別な食事をおうちで体験するキット内容になっているという。銘柄米を食べ比べできる「白米 Kit BOX」、焼き立ての食パンが作れる「食パン Kit BOX」がラインアップしており、順次拡大が予定されている。


「OKIPPA BOX」は「白米 Kit BOX」「食パン Kit BOX」などラインアップ

新型コロナウイルス感染症の広まりにより、消費者の日常は新しい生活様式に基づくものとなり、人々の働き方や生き方の定義、これまでの日常で無意識に行っていたコトや得ていたモノに対する価値観も変化しました。楽しみの場所の中心が自宅内へ集中し、コミュニケーションは対面からオンラインへ移動し、時間や物理的な制限に左右されることなく「体験」や「成果」が得られることも多いと実証されたことで、働き方の多様化が進み、地方や郊外での暮らしの価値が再定義されると共に、自宅で過ごす膨大な時間をもたらした。「OKIPPA BOX」は、この膨大なおうち時間に自宅から一歩も出ることなく、ちょっと特別な体験を楽しめるサービスで、時間的拘束のストレスが無く、非対面のため感染症予防としても安心な「置き配バッグOKIPPA」に届けられる。

置き配バッグ「OKIPPA」は、受け取り時間の制約から私たちを解放してくれる荷物受け取り方法であると共に、利用者が長く使い続けることで再配達の削減に繋がり、配送効率の向上や環境負荷の低減が実現とし、今回新たに開始した「玄関前プラットフォームOKIPPA」では、玄関前の「OKIPPA」に届く「OKIPPA BOX」での様々なおうち時間を楽しむ体験を通じて、配送の効率化や環境負荷の低減、廃棄問題の解決に繋がり、意識することなく社会環境が良くなるアクションに繋がるのが特徴だとしている。


手軽に置き配バッグを設置できる

「玄関前プラットフォームOKIPPA」の提供開始に伴い、Yperの内山智晴代表取締役は、「 「社会課題となった再配達を解決するためには、業界の枠を超えたより広範囲なコラボレーションが必要となっています。例えば、伊藤忠商事株式会社と協業した再生ポリエステル素材RENUで作ったOKIPPAバッグを展開することで、再配達問題を解決すると同時にファッション業界の廃棄問題解決に貢献でき、同時にこれまでとは違ったユーザー層にアプローチが可能です。

さらに玄関前プラットフォームでは、玄関前の空間を単に宅配物を受け取るだけでなく、荷物の発送や、おうち時間を楽しむサービスとの接点を提供するプラットフォームとして機能することを目指しています。今後、様々なサービス事業者様との協業を通じて、玄関前の利用価値を高めることが、結果として玄関前インフラ普及につながると思っています。様々なパートナーシップで、OKIPPA利用者のおうち時間が笑顔で溢れるようなサービスを提供してまいります」とコメントしている。

またYperは、再配達削減の実現を目指し、OKIPPAの利用者にとって必要なサービスの拡充や、継続的なお客様サポートの提供に注力するため、「置き配バッグOKIPPA」のバッグ一式セット販売価格を現在の3980円(税・送料込)から4980円(税・送料込み)に変更するとし、2021年1月13日以降の購入から適用する。

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