2020.12.02

イケア、スキルシェアアプリ「ANYTIMES」と家具組立サービス提供 ECも使え、全国で低価格に利用可能

スウェーデン発祥のホームファニッシングカンパニー、イケアの日本法人イケア・ジャパンは12月1日、日常のちょっとした用事を依頼したい人と、空き時間で仕事をしたい人をつなげるスキルシェアアプリ「ANYTIMES(エニタイムズ)」を運営するエニタイムズと協力し、より手軽に利用できる家具組み立てサービスの全国提供を開始した。家具の購入者に対し、イケアでトレーニングを受けたサポーターによる、低価格で高品質な組み立てサービスを提供する。

「ANYTIMES」は、日常の家事、旅行の間のペットの世話、家具の組み立て、語学レッスンなどの「誰かにちょっと手伝って欲しいこと」と、「自分が得意なこと」を、インターネットを通じて提供し合えるスキルシェアプラットフォーム。さまざまなタスクのうち、家具組み立て作業は人気の高い依頼案件のひとつだという。

イケアは2019年9月より、関東エリアの一部地域で、家具組立サービスを提供する「ANYTIMES」のサポーター向けのトレーニングを試験導入しており、「ANITIMES」を通した「イケア家具組立認定サポーター」による家具組み立て代行サービスを展開してきた。この度その取り組みの全国展開を開始。既存の店頭やオンラインで受注する家具組み立てサービスに加えて、「ANYTIMES」を通した家具組み立てサービスを提供する。

同サービスは、イケアの店舗、オンラインストアで購入した家具の組み立てに利用でき、24時間365日予約が可能。買い物の前に加え、購入日当日の予約も可能で、購入者にとっては自身の都合に合わせ、低価格で高品質な組み立てサービスを利用できるというメリットがある。

また、サポーターにとっても、空き時間をつかって得意なスキルを活用して、収入を得られるという利点があり、正しく運用されれば、顧客にとってもサポーターにとってもWin-Winの「シェアリングエコノミー」と呼ばれる新しいかたちのサービスになるとしている。

イケアは今後も都心部への出店、オンラインショッピングの推進、新しい製品やサービスの提供など、さまざまなかたちでより快適な暮らしをより多くの人に届けるとしている。

RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事