2020.11.30

ホシケミカルズ、 高付加価値化ODMを提案 ウィズコロナ化粧品の開発を支援

薬用クリアフォーム効果イメージ

化粧品の受託製造などを手掛けるホシケミカルズは、高付加価値化粧品のODM提案を強化している。コロナ禍で、化粧品の市場環境が大きく変化する中、同社では、マスク荒れに対応したスキンケアなど、ウィズコロナの市場に対応した多様な化粧品のODM開発を提案している。


①「薬用クリアフォーム」

ニキビ・マスク荒れ対応の洗顔フォーム


コロナの影響でメークしない女性が増える中、「メークを落とすクレンジングは必要ないが、洗顔だけはしっかりしたい」というニーズが高まっている。そんなニーズに応えるのが「薬用クリアフォーム」だ。医薬部外品ODMシリーズの17品目の新商品。8月末から受注を開始した。承認済み処方であるため迅速な商品化が可能だ。

洗顔・クレンジングの機能を併せ持つW洗顔の製品に代わって、単純な洗顔フォームの人気が高まっている。同商品は、アクネ菌の繁殖を防ぎニキビを予防する作用を持つ洗顔フォーム。マスクの長時間着用による蒸れや摩擦からくる”マスク荒れ”のケアにも役立つ。

各種の細菌、酵母、カビ類等にマイルドに作用する殺菌成分「イソプロピルメチルフェノール」を配合しており、優しく効果を発揮する。ニキビの原因となる乾燥を防ぐ保湿成分や、ニキビ跡までケアをする美容成分も配合している。

「洗う(角質・皮脂除去)」「守る(バリア機能改善・保湿)」「美肌ケア(リパーゼ阻害による、毛穴引き締め・黒ずみ改善)」の3段階の効果が期待できる。ニキビや毛穴悩みに負けないクリアな素肌へと導くという。

パラベン・エタノール・石油系界面活性剤・鉱物油・合成着色料フリー。香料は選択可能だ。


②「薬用モイストヘルパーミルク」

人気のヘパリン類似物質を配合


医療用保湿成分としても人気の「ヘパリン類似物質」を配合した保湿乳液の新商品が「薬用モイストヘルパーミルク」だ。肌荒れを防ぎながらバリア機能を整えることができる。乾燥に負けにくい、みずみずしく健やかな柔肌へと導くという。

「ヘパリン類似物質」は、医療用医薬品として長く使用されてきた保湿剤だ。保湿作用のほか、血行促進・抗炎症作用があり、アトピー性皮膚炎・肌荒れ・乾燥による皮膚疾患などの治療薬として患者に処方されてきた。

医薬品や医薬部外品(薬用化粧品)にしか配合できない成分。OEMメーカーの中でも「ヘパリン類似物質」を配合した商品を製造できる企業は、まだ少ないという。同社では、良好な使用感を備えた薬用化粧品の開発・製造に成功した。

同社では「マスク荒れで、肌が敏感になっている人や、ストレスによる肌不調と戦っている人に対応した、“ウィズコロナ”商品としても訴求できる」と話している。


③指定医薬部外品の消毒剤

ニーズに合わせた2種の消毒剤を提案


消毒剤として、エタノールを有効成分としたローションタイプ1種類と、アルコールを低減し、「塩化ベンザルコニウム」を有効成分としたジェルタイプ1種類をラインアップし、受注を開始した。

保湿・肌荒れ防止も図れる処方にしている。


④「薬用美白ビューティオイル」

人気高まるオイル 美白効果も併せ持つ


マスク荒れ対策アイテムとしてオイル美容液が注目を集めている。そんな中、同社の「薬用美白ビューティオイル」の人気も高まっている。オイルとしては珍しく、美白効果を持つのが特徴だ。

マスクの長時間着用時の摩擦・蒸れによる肌荒れをケアするアイテムとしてオイル美容液の注目度が高まっている。荒れた肌には、水剤型よりもオイル剤型の方が、ピリピリとしみにくいという。同社ではマスク荒れ対策に最適な美容オイルとして同製品を提案している。

抗炎症・美白の有効成分を配合しているため、摩擦による色素沈着の予防効果も期待できる。冬の乾燥時の保湿対策にも有効だという。


⑤OEM提案品

コロナ疲れをアロマでケア


OEM提案では、天然精油(アロマ)を切り口にしたウィズコロナアイテムの人気が高まっている。〝コロナ疲れ〟に、アロマで対応する製品のOEM製造が好評だという。

コロナ禍で社会全体のストレスが高まっており、肌への悪影響も懸念されている。同社では、”コロナ疲れ”に訴求できる製品として、心身にさまざまな作用をもたらす「天然精油」で五感に訴えるアイテムを提案している。

同社では、50種類以上の天然精油を取り扱っており、アロマテラピーの視点も取り入れ、肌や精神に良い天然精油の配合を提案する。国際香粧品香料協会(IFRA)などの自主基準の動向も注視しつつ開発に取り組んでいる。

開発例の一つが「美脚のためのフットケア」だ。 コロナ禍の運動不足で足のむくみに悩む人に向けた製品。血流を改善し、むくみや疲れを癒すマッサージケアの製品に、アロマの香りによるリラックス効果を付与することで付加価値を高める。

アロマは「良質な睡眠へ導くことをサポートするアイテム」の開発にも役立つ。バスオイルやピローミストなどにアロマを配合することを提案している。就寝前にアロマの香りに触れることで心身が落ち着き、良質な睡眠が得られ免疫力の向上につながるとしている。

通常、入浴剤には香料を配合するケースが多いが、同社では天然精油の配合を提案している。クライアントのご希望に合わせ、香料をオーダーメイドで調合することもできる。

なお、同社では、世界的なアルコール原料不足に備え、「アルコールを使用しないで作れる製品」や、「別の成分で代用してノンアルコール処方」の開発にも取り組んでいる。


ホシケミカルズ
https://www.starlab.co.jp/